特集 変形性股関節症—最新ガイドラインでADL・QOL向上をめざす
変形性股関節症に対する薬物療法—鎮痛薬の位置づけと理学療法への活用
伊藤 芳章
1
,
川口 善治
1
Yoshiaki ITO
1
,
Yoshiharu KAWAGUCHI
1
1富山大学整形外科
キーワード:
疼痛緩和
,
アセトアミノフェン
,
NSAIDs
,
弱オピオイド
,
SNRI
,
運動療法
Keyword:
疼痛緩和
,
アセトアミノフェン
,
NSAIDs
,
弱オピオイド
,
SNRI
,
運動療法
pp.153-158
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600020153
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Point
●変形性股関節症に対する薬物療法は短期的な疼痛緩和と機能改善に有効だが,長期的な病勢進行の抑制やQOL改善についてのエビデンスは乏しい
●最新の「変形性股関節症診療ガイドライン2024」では非ステロイド性抗炎症薬,アセトアミノフェン,弱オピオイド,セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬のいずれも推奨は「弱い」とされ,副作用リスクを考慮した適切な薬剤選択が求められる
●理学療法士にとっては,薬効時間や副作用を理解し,運動療法のタイミングと負荷量を調整することで投薬効果を機能回復につなげ,ADL・QOLの向上に寄与することができる

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