特集 慢性炎症と運動療法—運動による炎症制御の可能性
心不全と慢性炎症—病態形成と運動の抗炎症効果
井澤 和大
1
,
北村 匡大
2
Kazuhiro P. IZAWA
1
,
Masahiro KITAMURA
2
1神戸大学生命・医学系保健学域
2令和健康科学大学リハビリテーション学部
キーワード：
慢性炎症
,
心不全
,
運動療法
,
炎症性サイトカイン
,
FITT-VP
Keyword:
慢性炎症
,
心不全
,
運動療法
,
炎症性サイトカイン
,
FITT-VP
pp.1428-1434
発行日 2025年12月15日
Published Date 2025/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590121428
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Point
●心肥大や心不全の病態形成において，慢性炎症がその一要因となる
●有酸素運動およびレジスタンストレーニングは，慢性炎症を軽減し，心不全の管理に寄与する
●個別の患者特性に応じた実践可能な運動療法が，治療結果を改善する可能性をもつ
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