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増大号特集 —キーワードから読み解く—これからの精神医学・精神医療の10の潮流
Ⅱ 精神医療の潮流を読み解くキーワード
2.社会の仕組みとしての精神医療
潮流⑩ 社会のなかの精神医学
伴走型個別就労支援(IPSモデル)
Individual Placement and Support : IPS
林 輝男
1
1社会医療法人清和会西川病院
キーワード:
伴走型個別就労支援
,
individual placement and support
,
IPS
,
リカバリー
,
recovery
,
就労
,
employment
,
精神障害
,
mental disorder
Keyword:
伴走型個別就労支援
,
individual placement and support
,
IPS
,
リカバリー
,
recovery
,
就労
,
employment
,
精神障害
,
mental disorder
pp.803-806
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048812810680050803
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用語の定義
伴走型個別就労支援(individual placement and support:IPS)モデルは,重度の精神障害者を対象に,一般就労への移行と職場定着を達成することを目的とする実証的支援モデルである。本モデルは,従来の訓練中心型支援の限界をふまえ,リカバリーの概念を基盤に構築されている。ランダム化比較試験により,IPSモデルの就労率は約55%と,従来支援の約2.5倍に達することが示されている1)。IPSは,明確に定義された8原則と,フィデリティ評価に基づく実践モデルであり,精神科リハビリテーション領域で最もエビデンスの蓄積された支援プログラムの一つとされている。

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