今月の特集 バスキュラーアクセスをみる
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藤崎 純
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1東邦大学医療センター大橋病院臨床生理機能検査部
pp.629
発行日 2026年6月15日
Published Date 2026/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200700060629
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バスキュラーアクセス(vascular access:VA)は,血液透析を支える生命線であり,その適切な評価と管理は透析医療の質を左右する重要な要素です.近年,透析患者の高齢化や糖尿病症例の増加に伴い,VAトラブルの早期発見と長期開存を見据えた管理の重要性はいっそう高まっています.なかでも超音波検査は,術前評価,機能評価,形態評価,サーベイランス,合併症の診断に至るまで幅広く活用され,日常診療において不可欠な検査法となっています.
一方で,VA評価は画像診断のみで完結するものではなく,視診・触診・聴診といった理学的所見を踏まえた総合的判断が求められます.本特集では,VAの総論,解剖,理学的所見,シャントの種類,超音波検査の実際,さらに代表的合併症までを系統的に整理しました.VAをこれから学ぶ方から日常診療で関わる実践者まで,本特集が理解の深化と診療の質向上の一助となれば幸いです.

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