増大号 サッと読めてパッとわかる! 感染症診断メモ。
1章 免疫不全関連感染症
3.β-Dグルカン検査は複数種類あると聞きました.どのような方法があり,解釈に当たっての注意点は何でしょうか?
加藤 英明
1,2
1横浜市立大学附属病院感染制御部
2横浜市立大学医学部血液免疫感染症内科
キーワード:
深在性真菌症
,
侵襲性カンジダ症
,
診断マーカー
,
感度
,
造血器疾患
Keyword:
深在性真菌症
,
侵襲性カンジダ症
,
診断マーカー
,
感度
,
造血器疾患
pp.311-314
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200690040311
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●比濁法,比色法,酵素免疫測定(ELISA)法など複数の測定系があり,測定範囲や陽性カットオフ値などが異なる.
●検査結果の数字をキット間で比較することはできない.検査結果の大小で重症度は判定できない.
●全身状態,疾患背景から検査前確率を考えて結果を判定することが大切である.

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