Japanese
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特集 エキスパートから学ぶ吻合法のコツ
上部消化管
食道癌における食道胃管吻合—circular staplerを用いた頸部食道胃管吻合
Cervical esophagogastric anastomosis using a circular stapler
川村 雄大
1
,
藤原 尚志
1
,
滋野 高史
1
,
小郷 泰一
1
,
川田 研郎
1
,
奥野 圭祐
1
,
谷岡 利朗
1
,
徳永 正則
1
,
絹笠 祐介
1
Yudai KAWAMURA
1
1東京科学大学消化管外科学分野
キーワード:
自動吻合器
,
circular stapler
,
フレックス胃管
,
ICG蛍光法
Keyword:
自動吻合器
,
circular stapler
,
フレックス胃管
,
ICG蛍光法
pp.11-15
発行日 2025年1月20日
Published Date 2025/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800010011
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【ポイント】
◆胃管作成の際は,彎曲型と直線型の自動縫合器を使用し,挙上性と胃壁内血流温存に配慮した“フレックス胃管”とする.
◆食道断端へのアンビルヘッドの固定の巾着縫合は,全周6〜8針で均等にかけるようにする.厚く,密にかけると締まりきらなくなる.
◆自動吻合器による端側吻合の場合には,胃管盲端部の血流にも十分配慮する必要がある.そのため,自動吻合器の挿入孔は吻合輪から2横指程度離れた位置で自動縫合器を用いて閉鎖する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年1月末まで)。
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