交見室
バルーン挿入時のカフ確認は不要か?
鈴木 康之
1
,
大堀 理
1
,
近藤 洋介
1
,
古田 昭
2
,
五十嵐 太郎
2
,
木村 高弘
2
1東京国際大堀病院 泌尿器科
2東京慈恵会医科大学 泌尿器科
pp.294-295
発行日 2026年3月20日
Published Date 2026/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930800030294
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2022年6月某日,ある女性患者さんが尿道バルーンカテーテルのカフが抜けず難渋していると電話で訴えてきた.この患者さんは,脊髄障害による完全対麻痺で清潔間欠自己導尿に加え就寝・外出時などに便宜的に自己でバルーンカテーテルを留置・抜去していた.そのため外来受診時には間欠留置用に通常のバルーンカテーテルも定期的に処方されていた.カルテ記載では2022年初頭より患者より「バルーンのカフがうまく抜けない」との訴えがあり,その時点では手技的問題と推定し外来看護師が扱いの指導を何度か行っていた.
訴え当日は,電話で「インフレーションバルブにシリンジを接合したまま経過をみる」ことを指示した.幸い数時間後に「なんとか抜けました」との連絡があったが,原因究明目的に次回受診時に当該カテーテルを持参いただくようにお願いした.
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