特集 過活動膀胱(OAB)を科学する—疫学・診断・治療の最前線
〈実臨床における効果的なOAB治療をめざして〉
過活動膀胱に対する巧みな薬物治療薬の使い分け
和田 直樹
1
,
宮内 琴菜
1
,
大谷 美結
1
1旭川医科大学 腎泌尿器外科
キーワード:
抗コリン薬
,
β3アドレナリン受容体作動薬
,
前立腺肥大症
Keyword:
抗コリン薬
,
β3アドレナリン受容体作動薬
,
前立腺肥大症
pp.1148-1154
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790131148
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▶ポイント
・有効性と安全性のバランスのとれたβ3アドレナリン受容体作動薬が抗コリン薬よりも優先して使用されることが多い.
・男性過活動膀胱では前立腺肥大症を念頭に置いた治療を行う.
・男性や高齢者に対するビベグロンの有効性や安全性の検証は今後の課題である.

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