特集 どうなの? どうするの? 男性不妊症診療の素朴な疑問
生殖医療の保険適用化による男性不妊症診療の変化と初学者むけ男性不妊症保険診療
竹内 晋次郎
1
,
小林 秀行
1
1東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンター(泌尿器科)
キーワード:
新規患者数・手術件数は増加
,
生殖医療専門医(泌尿器)の不足
,
保険診療の拡充
Keyword:
新規患者数・手術件数は増加
,
生殖医療専門医(泌尿器)の不足
,
保険診療の拡充
pp.1036-1039
発行日 2025年11月20日
Published Date 2025/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790121036
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▶ポイント
・生殖医療の保険診療化により男性不妊症の新規患者数や手術件数は増加している.
・しかし,男性不妊症の診察可能な施設は限られており,生殖医療専門医(泌尿器)の人数も少なく需要に対して供給が制限されており,手術までの待機期間が長い施設も存在する.また生殖医療専門医(泌尿器)を取得するための研修施設はかなり限られており専門医の育成が課題である.
・保険診療の内容においては現場の声が反映される項目もあるが,これからの拡充を期待したい項目も存在する.

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