特集 2040年,日本の病院医療はどうなるのか?—新たな地域医療構想の目指すもの
扉/本特集の論旨が分かるPoint一覧<2040年,日本の病院医療はどうなるのか?—新たな地域医療構想の目指すもの>
太田 圭洋
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1社会医療法人名古屋記念財団
pp.98-99
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523770850020098
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国は2040年の医療提供体制を想定した新たな地域医療構想の策定に向け議論を進めてきた.2024年末に「新たな地域医療構想に関するとりまとめ」が示され,今後,ガイドラインの作成,各都道府県における地域医療構想の策定などに移っていくことになる.
人口の減少,特に生産年齢人口が急減する中で,地域の医療需要に対応する医療提供体制を再構築するという非常に難しい局面を迎える中,全国の病院の経営状況は過去最悪の状況まで悪化している現実がある.地域医療構想でプランを作っても,すでにその時にはプレイヤーがいなくなってしまっている可能性すら取りざたされてきている.
財政制約により各病院は厳しいかじ取りを迫られている中,地域の将来を見据えて,どのような地域医療構想を作成していくのか,行政含め地域の医療関係者の真摯な話し合いと協議が求められる.
本号では,2040年を見据えての地域の医療提供体制の改革に向けて,何が必要か,各病院がどのように行動することが求められるのかに関して識者の意見を伺い,各病院の今後を考える参考にしていただきたい.

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