特集 転換点を迎えた医療介護連携
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川原 丈貴
1
1川原経営グループ
pp.674-675
発行日 2025年9月1日
Published Date 2025/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523770840090674
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団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて,これまでさまざまな医療提供体制の改革が行われ,直近の2024年度診療報酬・介護報酬同時改定でも,医療機関,介護施設双方に連携を促すきめ細やかな改定が行われた.
また,85歳以上人口の増加や総人口の減少がさらに進む2040年とその先を見据えて,昨年12月に新たな医療提供体制の方向性が示された.地域医療構想においては,地域完結型の医療・介護提供体制を構築するために,外来・在宅医療や介護連携なども新たに対象とされた. 増加する高齢者救急や在宅医療の需要への対応のいずれにおいても,医療介護連携が重視されている.
本企画では,2024年度同時改定の概要を政策面から振り返りつつ,医療と介護の連携について地域医療,病院経営の観点から実践事例をご報告いただいたのでぜひ参考にされたい.

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