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特集 Igスーパーファミリー:機能と病態
Ⅲ.免疫応答に関わるIgSF
ウイルス受容体としてのIgSFの構造・機能解析(Nectin-1など)
Structural and functional analysis of IgSF as a virus receptor(Nectin-1, etc.)
小野 悦郎
1
Ono Etsuro
1
1九州大学
キーワード:
ウイルス受容体
,
細胞接着分子
,
Siglec
,
抗ウイルス作用
,
遺伝子改変マウス
Keyword:
ウイルス受容体
,
細胞接着分子
,
Siglec
,
抗ウイルス作用
,
遺伝子改変マウス
pp.160-164
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310770020160
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ウイルス-受容体相互作用は,ウイルスの宿主域,組織特異性,病原性においても重要な役割を果たす。ウイルスは細胞表面分子を介して宿主細胞に付着し,侵入する。一般的なウイルス受容体には,シアリル化グリカン,インテグリンなどの細胞接着分子(cell adhesion molecule;CAM)や免疫グロブリンスーパーファミリー(immunoglobulin superfamily;IgSF),そしてホスファチジルセリン受容体などがある。IgSFのなかでは特に,多くのIgSF CAMがウイルス受容体として同定されている。また,近年ウイルス感染の補助的な受容体として,IgSFのシアル酸認識タンパク質であるSiglecが注目されている。本稿では,ウイルス受容体としてのIgSFについて紹介し,筆者らの遺伝子改変マウスを使用したNectinのヘルペスウイルスに対する抗ウイルス作用に関する研究についても言及する。

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