Japanese
English
特集 Igスーパーファミリー:機能と病態
Ⅰ.IgSF総論
IgSF分子の糖鎖修飾
Glycosylation of IgSF molecules
岡 昌吾
1
Oka Shogo
1
1藤田医科大学医療科学部
キーワード:
NCAM
,
ポリシアル酸
,
HNK-1糖鎖
,
シナプス可塑性
,
グルクロン酸転移酵素
Keyword:
NCAM
,
ポリシアル酸
,
HNK-1糖鎖
,
シナプス可塑性
,
グルクロン酸転移酵素
pp.111-116
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310770020111
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免疫グロブリンスーパーファミリー(immunoglobulin superfamily;IgSF)分子は細胞膜上に存在し,細胞と細胞,細胞と細胞外基質との認識や接着現象に関与している。IgSF分子は,他の膜タンパク質と同様,糖鎖修飾を受けた糖タンパク質として存在する。一般的にタンパク質の糖鎖修飾にはアスパラギンに結合するN-型糖鎖とセリンまたはスレオニンに結合するO-型糖鎖があるが,IgSF分子は主にN-型糖鎖修飾を受けている。本稿ではN-型糖鎖修飾のなかでもIgSF分子の機能に関連する糖鎖として,ポリシアル酸(polysialicacid;PSA)(図1A)とHNK-1(human natural killer 1)糖鎖(図1B)を取り上げて解説する。これらの糖鎖は主に神経系で発現していることから神経機能との関連が中心となる。

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