増大特集 ワクチン開発
Ⅲ.シナジー拠点(北海道大学)
クライオ電子顕微鏡を用いた構造ワクチン学研究
前仲 勝実
1,2,3,4,5
,
喜多 俊介
1
,
福原 秀雄
2,3
Maenaka Katsumi
1,2,3,4,5
,
Kita Shunsuke
1
,
Fukuhara Hideo
2,3
1北海道大学大学院薬学研究院
2北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所
3北海道大学総合イノベーション創発機構ワクチン研究開発拠点(IVReD)
4北海道大学バイオサーフィス創薬国際連携
5九州大学大学院薬学研究院
キーワード:
クライオ電子顕微鏡
,
構造ワクチン学
,
SARS-CoV-2
,
立体構造解析
,
中和抗体
Keyword:
クライオ電子顕微鏡
,
構造ワクチン学
,
SARS-CoV-2
,
立体構造解析
,
中和抗体
pp.432-433
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037095310760050432
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- 文献概要
COVID-19により注目されたクライオ電子顕微鏡は,SARS-CoV-2スパイクタンパク質の構造決定に活用され,ワクチン・治療薬開発に貢献した。北海道大学ではBSL3施設にもクライオ電子顕微鏡を整備し,活性のある状態でのSARS-CoV-2の構造解析を推進しており,今後のパンデミック対策への応用が期待されている。
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