連載 学校と現場をつなぐ臨地実習の在り方—若手臨床検査技師の想い・4
臨床につながる基礎知識—輸血・細胞治療分野を担当して
吉川 千尋
1
1東海大学医学部付属病院臨床検査技術科輸血室
pp.1302-1303
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530121302
- 有料閲覧
- 文献概要
自己紹介
私は群馬県の4年制大学の保健科学部を卒業しました.現在は神奈川県にある東海大学医学部付属病院臨床検査技術科に所属し,輸血室へ配属されています.臨地実習は地方の約1,200床の大学病院で受け,症例数の多さ,検査業務だけではなく,学会活動や研究といった多岐にわたる業務にとても魅力を感じ,大学病院に就職を希望しました.学生時代は病態が画像から分かる生理機能検査と細胞から多くの情報を得ることができる遺伝子検査に興味がありました.現在は輸血・細胞治療分野を担当し7年目になります.入職後はこれまでに輸血関連分野の認定資格である細胞治療認定管理師と認定HLA検査技術者を取得しています.次の目標は認定輸血検査技師の資格取得で,日々勉強を頑張っています.将来は先輩技師のように全国レベルで活躍できる技師になりたいです.
Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

