連載 学校と現場をつなぐ臨地実習の在り方—若手臨床検査技師の想い・1【新連載】
解剖学は知識の土台.業務の流れを意識した学びを—病理検査を担当して
上野 達也
1
1島根大学医学部附属病院検査部
pp.1052-1053
発行日 2025年9月1日
Published Date 2025/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530091052
- 有料閲覧
- 文献概要
自己紹介
私は福岡県の4年制大学の検査学科を卒業し,福岡県の約500床の総合病院で臨地実習を経験後,島根大学医学部附属病院(以下,当院)に入職し,病理検査を担当して4年目になります.当院は約600床で病院実習より多くの検体や症例があるため,さらなるスキルアップの機会に恵まれています.学生のときは,鏡検により細胞変化や異常を見つけることで診断の一助となる血液検査に魅力を感じていました.配属は病理検査でしたが,配属3年後に病理学の二級臨床検査士の資格を取得しました.次の目標は細胞検査士の資格取得であり,さらにその後は,認定病理検査技師の資格取得を視野に入れ,日々研鑽を重ねています.
Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.