Japanese
English
特集 血管内治療の成功を決めるデバイス選択の『最適解』—エキスパートからの伝授
Editorial
Editorial
壽美田 一貴
1
1東京科学大学血管内治療科
pp.7
発行日 2026年1月10日
Published Date 2026/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126030540010007
- フリーアクセス
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
脳神経血管内治療の安定した成功は,鍛錬された「技術」,疾患の「知識」,多くの「経験」があって成り立つと思われる.しかし,その治療の最前線においてわれわれは,この3つの要素を凌駕する「決定的な因子」があることを時には痛感する.それこそが「デバイス」である.幾度となく試行錯誤を繰り返しうまくいかないカテーテル誘導が,あるガイドワイヤーに変えた瞬間,あたかも術野が開かれるかのように成功に至る.これは,多くの術者が経験したことがあると思う.つまり,治療成功の鍵は技術そのものだけでなく,「その瞬間」に「その病態」に最も適したデバイスを選択・操作できるかにかかっている.
本特集では,血管内治療における最適解を導くための武器,すなわち,最先端のデバイスの実像に迫る.脳動脈瘤,急性期脳梗塞,頚動脈狭窄症,脳動静脈奇形,硬膜動静脈瘻,それぞれの領域で活躍するエキスパートたちに,現場で培った知見とそれぞれの選択の哲学を隠すことなく執筆していただいた.これらを通読することにより,現在本邦で使用できるデバイスの最も有効な使用方法が身につくと思われる.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

