特集 いつものアノ病気,アノ状態—“在宅で診るときならでは”の「コツ」!
各論
誤嚥性肺炎
玉木 千里
1,2
1京都保健会京都協立病院総合診療科
2京都保健会京都協立病院リハビリテーション科
キーワード:
オーラルフレイル
,
口腔機能低下
,
口腔アセスメント
,
サルコペニアの摂食嚥下障害
Keyword:
オーラルフレイル
,
口腔機能低下
,
口腔アセスメント
,
サルコペニアの摂食嚥下障害
pp.489-493
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620030489
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Point
◎誤嚥性肺炎は80歳台における肺炎の8割以上を占め,その割合は年齢の上昇とともにさらに増加する.
◎誤嚥性肺炎には薬剤や医原性サルコペニア,口腔ケアの質が関与する.
◎オーラルフレイルや口腔機能低下症の有症率は在宅診療を必要とする患者ではきわめて高いため,積極的に評価し,歯科診療につなげる.
◎誤嚥性肺炎では,禁食寝たきりはご法度であるため早期リハビリテーション・栄養介入が重要である.

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