特集 臨床,政策・行政,学術の協働でめざすナーシングデータサイエンス
ナーシングデータサイエンスの推進に向けて
習田 由美子
1
1厚生労働省医政局看護課
pp.424-429
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002283700580050424
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行政におけるエビデンス活用の実際
本稿では行政の視点から,政策に活用するエビデンスについて述べたいと思います。
私たち行政は,さまざまな仕組みを変えていく役割を担っています。看護職員や看護ケアを受けるすべての人々を支える仕組みをつくるためには,エビデンスに基づいた政策の検討・立案・運用が不可欠です。現在,政府全体としてエビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング(Evidence Based Policy Making:以下,EBPM)を実践しているところです(図1)。

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