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皮膚科サブスペシャリティーシリーズ

1冊でわかる皮膚病理

1冊でわかる皮膚病理
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筆頭著者 木村 鉄宣 宮地 良樹 清水 宏 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年7月5日

ページ数 548

判型 B5変

印刷版ISBN 978-4-8306-3454-3

印刷版発行年月 2010年4月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830634543

書籍・雑誌概要

本書は,「皮膚病理は苦手」という医師が楽しく学べるような工夫を満載し,豊富な写真とポイントを押さえた解説で,すらすらと読める構成になっている.ごく基本から学び,臨床像と病理を結びつけて理解し,この1冊で皮膚疾患全体を総括できる,まさに皮膚病理テキストの決定版.初級者のつまずきやすい点を十分に配慮した具体的なアドバイスが疾患ごとに満載で,皮膚病理が好きになり,臨床もますます自信がつく.

目次

総論
 I.皮膚病理の勉強を始めるにあたって
  1.光学顕微鏡を準備しよう
  2.光学顕微鏡を正しく使用するには
  3.顕微鏡写真の撮り方と画像情報の利用法
  4.病理診断に適した上手な皮膚生検方法
  5.病理標本の作り方・検体の固定
  6.各種染色法の特徴
 II.皮膚病理の基礎を理解する
  1.発疹の病理組織
  2.皮膚病理の基本用語
  3.皮膚病理診断学
各論
 I.変性/壊死
 II.沈着
 III.異物
 IV.炎症性疾患
  炎症性皮膚疾患全体の用語についての解説
  1.皮膚炎
   〈血管周囲性炎症細胞浸潤〉
   〈結節性・びまん性炎症細胞浸潤〉
   〈海綿状態〉
   〈表皮内水疱〉
   〈表皮内膿疱〉
   〈乾癬様表皮肥厚〉
   〈表皮真皮境界型皮膚疾患,空胞変性〉
   〈表皮真皮境界型皮膚疾患,苔癬型〉
   〈表皮下水疱〉
   〈膠原線維の増加〉
  2.血管炎
  3.毛包炎と毛包周囲炎
  4.脂肪組織炎
 V.腫瘍性疾患
  1.嚢腫
  2.原発性皮膚腫瘍
   A. 上皮性腫瘍
   〈表皮角化細胞性〉
   〈毛包性〉
   〈脂腺性〉
   〈アポクリン腺/エクリン腺性〉
   B. 非上皮性腫瘍
   炎症細胞増殖性腫瘍
   〈リンパ球性〉
   〈組織球性〉
   〈形質細胞性〉
   〈マスト細胞性〉
   〈Langerhans細胞性〉
   皮膚骨軟部組織性腫瘍
   〈脂肪細胞性〉
   〈線維芽細胞/筋線維芽細胞性〉
   〈平滑筋性〉
   〈横紋筋性〉
   〈血管およびリンパ管性〉
   〈周皮細胞性〉
   〈末梢神経性〉
   〈軟骨/骨性〉
   〈起源不明〉
  3.皮膚転移性悪性腫瘍
 VI.角化異常症
参考図書一覧
索引