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Medical Practice 2020年12月号
炎症性腸疾患~炎症性腸疾患の病態と変わりゆく治療戦略
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年8月30日
ページ数 184
判型 B5
印刷版ISSN 0910-1551
印刷版発行年月 2020年12月
書籍・雑誌概要
炎症性腸疾患~炎症性腸疾患の病態と変わりゆく治療戦略
特集テーマは「炎症性腸疾患~炎症性腸疾患の病態と変わりゆく治療戦略」.記事として,[座談会]多様化するIBD診断と治療はどう治療選択に影響するのか? [この症例から何を学ぶか]ステロイド依存性の高齢者潰瘍性大腸炎の1例,[One Point Advice] “脳の加齢性変化”にご注意を,[今月の話題]ALPとLDの測定法変更─JSCC法からIFCC法へ─,[知っておきたいこと ア・ラ・カルト]歌舞伎症候群,[心電図のコツと落とし穴]他を掲載.
目次
【特集】
〈扉〉猿田雅之
〈座談会〉
多様化するIBD診断と治療はどう治療選択に影響するのか?/出席者:山内敏正・猿田雅之・竹内義明・長沼 誠
〈総説/実地医家が活用すべき今日的な基礎知識と診療指針〉
炎症性腸疾患の疫学/西脇祐司
炎症性腸疾患診療ガイドラインの改訂版の作成にあたって/仲瀬裕志
〈セミナー/実地医家が理解すべき疾患背景と診療のプロセス〉
炎症性腸疾患とはどのような疾患で,どのような症状をみたら疑い,診断するのか?そして専門医紹介はどのタイミングで行うのか?/中村志郎ほか
〈炎症性腸疾患の病態〉
遺伝的要因や疾患感受性遺伝子とはどのようなものか?/角田洋一
免疫機構はどのように病態に関与しているのか?/溝口充志
病態に関わる治療標的となるサイトカインとは何か?/久松理一
腸内細菌叢はどのように病態形成に関わるのか?腸内細菌叢の制御はIBDの病態を改善するのか?/西田淳史ほか
〈炎症性腸疾患の診断〉
潰瘍性大腸炎の診断はどのように行い,治療開始するのか?/松岡 賢ほか
クローン病の診断はどのように行い,治療開始するのか?/都築義和ほか
炎症性腸疾患の類縁疾患─腸管ベーチェット病,家族性地中海熱,SLCO2A1関連腸疾患とはどのような疾患か?─ /梁井俊一ほか
炎症性腸疾患の特性─小児の炎症性腸疾患はどのように疑って診断するのか,そしてどのような特徴があるのか?─/清水俊明
炎症性腸疾患の診断や活動性評価の補助─内視鏡検査およびカプセル内視鏡検査はどのように用いるのか?─/大森鉄平
横断的画像診断によるIBD診断や活動性評価の補助/大塚和朗ほか
炎症性腸疾患の診断や活動性評価の補助─バイオマーカーとは何か?どのような特性があり,いつ使うのか?─/櫻井俊之ほか
〈トピックス〉
炎症性腸疾患におけるリンパ球動態および接着因子の関わりとはどのようなものか?/穂苅量太ほか
炎症性腸疾患の治療戦略はどのように変わっていくのか?─新規治療標的物質とは? 新規治療薬の開発状況について─/河口貴昭ほか
〈治療/合併症や併存症を見据えた最適治療〉
炎症性腸疾患の治療におけるTreat to Targetとは何か?/松岡克善
潰瘍性大腸炎の治療戦略─外来の軽症〜中等症に対する治療戦略とは?─/加藤 順
クローン病の治療戦略─外来の軽症〜中等症に対する治療戦略とは?いつ生物学的製剤を検討するのか?─/加藤正樹ほか
潰瘍性大腸炎・クローン病の治療戦略─重症例に対する治療戦略とは?炎症性腸疾患専門施設ではどのような治療が行われるのか?─/加藤真吾
炎症性腸疾患の新規治療薬とその適応─JAK阻害薬,抗IL-12/23抗体製剤,抗α4β7インテグリン抗体などはどのような薬剤でどのように使用するのか?─/小林 拓
〈この症例から何を学ぶか〉
ステロイド依存性の高齢者潰瘍性大腸炎の1例/猿田雅之
〈Self-assessment test〉
【連載】
〈One Point Advice〉
“脳の加齢性変化”にご注意を/藥師寺祐介
胸痛患者への病歴聴取のポイント/圷 宏一
下腿に発生した皮膚潰瘍/齊藤幸裕
コロナ禍あれこれ/松瀬厚人
クリンダマイシン耐性・エリスロマイシン感性を示すB群レンサ球菌/高橋 孝ほか
リウマトイド因子と抗核抗体/中島亜矢子
腫脹と浮腫/松尾 汎
脳梗塞を治すためのELVOスクリーン/橋本洋一郎
〈今月の話題〉
ALPとLDの測定法変更─JSCC法からIFCC法へ─/西川真子
〈知っておきたいこと ア・ラ・カルト〉
歌舞伎症候群/岩部真人ほか
〈心電図のコツと落とし穴(第9回)〉
知っておきたい陰性U波/小菅雅美
【第37巻 総目次】(vol.37 no.1〜no.12)
【第37巻 執筆者名索引】(vol.37 no.1〜no.12)