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産婦人科研修ポケットガイド

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筆頭著者 丸尾 伸之(監修) 柴田 綾子 重見 大介 (著)

金芳堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年5月24日

ページ数 464

判型 B6変

印刷版ISBN 978-4-7653-1829-7

印刷版発行年月 2020年4月

DOI https://doi.org/10.50910/9784765318297

書籍・雑誌概要

2020年度より初期研修期間において産婦人科が必修となりました。この流れを踏まえて、本書は必修化された研修期間中に活用しやすいよう、必要な知識と手技を集約したポケットサイズの1冊として誕生しました。

本書では、産婦人科研修のイロハや女性診療に必要なポイント解説に加えて、豊富な参考文献や関連資料が整理されており、特に産婦人科特有の臨床現場で戸惑う研修医や教え方に悩む指導医にとって役立つ作りになっています。また、女性の診かたについて一通り網羅されていますので、研修期間中はもとより研修後に読み返すことで使える内容が随所にまとめられたお得な1冊でもあります。もちろん臨床実習から使っていただいてもOKです。

「産婦人科」で迷ったら、まずは本書を手に取ってみてください。

目次

登場人物紹介
本書のご利用にあたって
産婦人科ローテートカード
利用目的・興味関心別“どこから読むか”リスト

第1章 産婦人科研修のコツと落とし穴

第2章 産婦人科研修の大まかな流れ
1.女性患者さんの診察法
2.産婦人科病棟での診療
3.産婦人科外来での診療
4.産婦人科手術室での診療

第3章 産婦人科研修の目標の決め方

第4章 産科での研修
1.産科での研修目標
2.妊産婦の特性
3.胎児測定
4.NST(ノンストレステスト)モニター
5.流産・妊娠中絶の管理
6.妊娠悪阻の管理
7.切迫早産の管理
8.前置胎盤の管理
9.妊娠糖尿病の管理
10.妊娠高血圧症候群の管理
11.入院中の妊産婦の上級医にcallすべきシチュエーション
12.陣痛・破水による入院時対応(妊娠37週以降)
13.分娩立ち会い
14.帝王切開術
15.分娩に関する危険な合併症
16.新生児診察
17.妊婦健診外来
18.産後健診外来
19.周産期うつ・妊産婦の自殺

第5章 婦人科での研修
1.婦人科での研修目標(概要)
2.月経不順・過多月経の鑑別と診療
3.月経困難症の鑑別と診療
4.不正性器出血の鑑別と診療
5.骨盤内炎症性疾患の管理・治療
6.子宮筋腫の管理・治療
7.子宮内膜症・子宮腺筋症の管理・治療
8.良性卵巣腫瘍の管理と治療
9.不妊症の検査と治療
10.更年期障害の鑑別と診断
11.子宮頸がんの診断と治療
12.子宮体がんの診断と治療
13.卵巣がんの診断と治療
14.絨毛性疾患の診断と治療
15.悪性疾患への化学療法
16.骨盤臓器脱の管理・治療

第6章 救急外来で必要な女性診療
1.女性の腹痛
2.妊娠検査・排卵検査
3.性感染症の診断と治療
4.緊急避妊薬
5.妊娠中の薬の使い方
6.授乳中の薬と乳腺炎
7.妊娠中の画像検査
8.妊婦の心肺蘇生

第7章 近年の社会背景と女性の健康
1.HPVワクチンと子宮頸がん検診
2.低用量ピルの適応と処方
3.ダイエットや運動と女性の健康
4.妊活支援とプレコンセプションケア
5.高齢妊娠や不妊治療後妊娠と合併症
6.女性のがん検診

第8章 産業医として行う女性支援
1.妊娠と母性健康管理カード
2.育児と仕事の両立支援
3.不妊治療と仕事の両立支援
4.月経困難症と生理休暇
5.更年期障害や介護と仕事
6.がん治療と仕事の両立支援

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付録2:ホルモン製剤の種類と使用方法