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医道の日本 Vol.78 No.10
肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ
医道の日本社
電子版ISBN 978-4-7529-1363-4
電子版発売日 2021年3月22日
ページ数 159
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7529-8083-4
印刷版発行年月 2019年10月
書籍・雑誌概要
肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ 人体の関節のなかで最も高い可動域を持つ肩関節。個人差のある可動域に応じた鑑別の難しさから、治療家にとっては扱いづらい施術部位の一つではないだろうか。
予防医療の現場では肩関節の可動域を広げる運動療法が推奨されているが、十分な知識を得たうえで実施しないとかえって症状が悪化することもある。
そこで今回は、可動域制限をもたらす代表的な肩関節疾患の病態ととらえ方を踏まえたうえで、判断が困難な肩関節周囲炎と腱板断裂の鑑別方法や、姿勢異常などが原因で肩関節の可動域が狭まる「巻き肩」の最新知見などについて肩関節専門医に聞いた。コラムでは、アメリカで人気の理学療法士であるケリー・スターレット氏による肩の可動域を改善させるセルフケアテクニックを紹介する。
さらに特集は、巻頭と連動して4人の肩関節周囲炎の鍼灸治療を取り上げる。
目次
今月のスナップショット
ポートレート/メガパン
生薬とからだをつなぐ(94)/鈴木達彦
読者を訪ねて(6)/はりきゅう資生堂今野接骨院
医療連携の現場から(8)/金沢大学附属病院漢方医学科
誌上で鑑別トレーニング 外傷整復道場(94)/西沢正樹
巻頭企画 肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ
インタビュー 肩関節専門医に聞く 肩関節疾患の鑑別と治療/池上博泰 聞き手:水出靖
コラム ケリースターレットに学ぶ 肩の可動域を改善するセルフケアテクニック
特集 肩関節周囲炎への鍼灸治療
水出靖 林健太朗 手幸忠 岡田高
学会・イベントレポート
第14回鍼灸学校教員のための古典講座開催
東洋はり医学会が創立60周年記念大会を開催
業界ニュース
続・あはき臨床 私の学び方伝え方(8)/皆川陽一
経穴の主治を生かせる 池田政一の臨床(29)/池田政一
古典から鍼灸師の仕事を見直す(20)/宮川浩也
鍼によるDLPFC賦活治療(7)/松本岐子
第43回代田賞決定発表
第44回代田賞論文募集要項
マンガでわかるプラセボ効果(7)/山下仁・犬養ヒロ
最も気になる症状の治療であんま・はり・きゅう・柔道整復師に
かかっている割合に関する調査(前編)/矢野忠ほか
鍼灸徒然草─ふと臨床編─(14)/首藤傳明
ESSAY 蝶っと一休み /三浦由夫
鍼灸字源探検(8)/久保裕之・金子都美絵
人を送り出す治療院(12)/山内誠一郎
鍼灸ワールドコラム(101)/建部陽嗣・樋川正仁
臨床に活かす古典(89)/篠原孝市
世界メディアが伝える「鍼灸」最新動向(149)/中田健吾
キャッチアップ! 医療記事ヘッドライン
今月の読者の広場
編集後記