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医道の日本 Vol.77 No.8

アトピー性皮膚炎の今 東西医学での治療を考える

医道の日本 Vol.77 No.8
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医道の日本社

電子版ISBN 978-4-7529-1349-8

電子版発売日 2021年3月29日

ページ数 158

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7529-8069-8

印刷版発行年月 2018年8月

書籍・雑誌概要

アトピー性皮膚炎の今 東西医学での治療を考える 少し前までは子どもの病気とされていたアトピー性皮膚炎。実際は、成人になっても症状に悩まされている患者は数多く存在する。
慢性化する症状を抱える患者に、治療家ができることとは何か。
東西医学では今、それぞれどのようなアプローチをしているのかを知るべく、2人の漢方医と、認定NPO法人日本アレルギー友の会にインタビューを行った。
漢方医の山中氏は、西洋薬のリスクを鑑みて、漢方薬のみで症状の完治を目指す。
一方、漢方医であり鍼灸マッサージ師の免許を持つ隠岐氏は、漢方薬と鍼灸との両輪で治療を行いつつ、西洋薬も必要であれば適宜取り入れる。
また、日本アレルギー友の会は標準治療であるステロイド外用薬などの正しい使い方を患者に周知する活動を行っている。
それぞれが違った考えで治療に臨んでいる背景には、見据えている目標の違いがある。
東西医学で行われているアトピー性皮膚炎の治療の今を知ることが、患者を正しく導く術になる。

目次

今月のスナップショット
海の向こうの治療院/吉川裕康
生薬とからだをつなぐ (80)/鈴木達彦
編集部チャレンジ企画 鍼灸受療率アップ大作戦!(12)
医療連携の現場から (4)/東邦大学医療センター大森病院東洋医学科
誌上で鑑別トレーニング 外傷整復道場 (80)/西沢正樹
ある鍼灸師のがん闘病日記 (27)/江川雅人

巻頭企画 アトピー性皮膚炎の今 東西医学での治療を考える

[インタビュー01]
東西医学でそれぞれ違う治療目標
アトピー性皮膚炎を漢方薬で治療するということ
/山中章好(百合が丘クリニック)

[インタビュー02]
鍼灸マッサージ師の資格を持つ医師
漢方薬と鍼灸の両輪で臨むアトピー性皮膚炎の治療
/隠岐充啓(隠岐医院)

[インタビュー03]
患者と医師と社会をつなぐ患者の団体
認定NPO法人日本アレルギー友の会が担う役割
/丸山恵理(認定NPO法人日本アレルギー友の会)

特集 アトピー性皮膚炎と鍼灸
中野正得 鈴木琢也 黒川恵子 首藤順子

学会・イベントレポート
業界ニュース
経穴の主治を生かせる 池田政一の臨床 (16)/池田政一
古典から鍼灸師の仕事を見直す(7)/宮川浩也
新解『杉山流三部書』講(47)/松本俊吾
2018年盛夏 暑中お見舞い申し上げます
マンガで身につく! 治療家のための医療面接 (19)/奈良雅之
第9回日韓鍼とEBMワークショップ報告/大川祐世ほか
急性期を過ぎた腰痛の鍼灸治療 (8)/佐藤正人
鍼灸徒然草―ふと臨床編― (3)/首藤傳明
鍼灸ワールドコラム (87)/建部陽嗣・樋川正仁
臨床に活かす古典 (75)/篠原孝市
世界メディアが伝える「鍼灸」最新動向 (135)/中田健吾
短歌欄入選(232)/大河原惇行
医療記事キャッチアップ
今月の読者の広場
編集後記