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新訂版 図解ワンポイント生理学
筆頭著者 片野 由美 (著)
山形大学名誉教授
サイオ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2020年10月19日
ページ数 328
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-907176-36-5
印刷版発行年月 2015年5月
書籍・雑誌概要
各項目を、左ページに図表とサマリー、右ページにその解説、というわかりやすい見開き2ページ構成。2ページ見るだけでその臓器の生理学的特徴が理解でき、通して読んでいくことにより、臓器と臓器の生理機能の関係がわかるようになる。本書を通して、生理学を楽しく学んでいこう!
目次
はじめに
ChapterⅠ 細胞の基本機能
1.細胞の構造と機能①
細胞、組織、器官、器官系の関係 / 細胞の構造 / 細胞膜の機能
2.細胞の構造と機能②
細胞小器官の機能 / ミトコンドリア / リボソーム / 小胞体 / ゴルジ装置 / リソソーム(ライソゾーム) / 中心体
3.細胞の構造と機能③
核の機能 / タンパク質の合成
4.細胞の環境
5.細胞内外間の物質の移動①
拡散 / 浸透 / 等張液、高張液、低張液とは
6.細胞内外間の物質の移動②
チャネル / 担体性輸送
7.細胞内外間の物質の移動③
エクソサイトーシス(開口分泌)とエンドサイトーシス(開口吸収)
8.生体機能の統御①―興奮の発生と伝導1
興奮の発生と興奮の伝導 / 膜電位
9.生体機能の統御②―興奮の発生と伝導2
活動電位の発生
10.生体機能の統御③―シナプス伝導
化学伝達物質の放出 / 情報伝達物質
11.受容体、細胞内情報伝達系と応答①
12.受容体、細胞内情報伝達系と応答②
Gタンパク質共役型受容体とその細胞内情報伝達系 / Gタンパク質の種類
13.受容体、細胞内情報伝達系と応答③
アデニル酸シクラーゼ / イオンチャネル内蔵型受容体 / チロシンキナーゼ連鎖型受容体の活性化と機能調節
14.受容体、細胞内情報伝達系と応答④
サイクリックAMPを介する調節 / ホスホリパーゼCを介する調節
ChapterⅡ 骨格筋の機能
1.筋の収縮のメカニズム
2.骨格筋収縮のメカニズム①
骨格筋収縮の指令の伝達 / 筋小胞体からのカルシウム放出
3.骨格筋収縮のメカニズム②
Ca2+による筋収縮の開始 / 筋の弛緩 / 骨格筋の興奮収縮連関のまとめ
4.心筋の興奮収縮連関
5.平滑筋の興奮収縮連関
6.サイクリックAMPによる心筋と平滑筋収縮機能調節の相違
7.骨格筋
8.骨格筋の機能
9.収縮の型
10.骨格筋のエネルギー代謝①
骨格筋収縮のエネルギー源 / 骨格筋による熱産生
11.骨格筋のエネルギー代謝②
筋肉の疲労 / 筋電図
ChapterⅢ 神経系の機能
1.神経のしくみと働き
2.神経情報の伝達のしくみ①
ニューロンの構造と働き / 有髄神経線維の構造と特徴 / 神経系の情報伝達方法
3.神経情報の伝達のしくみ②
神経線維の興奮伝導-電気的情報伝導 / シナプス間隙の情報伝達
4.中枢神経系
5.大脳皮質の機能
6.脳幹の機能①
脳幹
7.脳幹の機能②
脳幹網様体 / 小脳
8.脳室と脳脊髄液
9.脳 波
10.脊髄の機能①
脊髄 / 感覚に関する神経路
11.脊髄の機能②
脊髄反射
12.末梢神経系
13.自律神経系
14.自律神経系の化学伝達物質と受容体①
自律神経系の受容体
15.自律神経系の化学伝達物質と受容体②
自律神経系の受容体
16.自律神経系の機能
ChapterⅣ 血液と生体防御
1.血液の成分と働き
2.血球の産生(造血)
3.赤血球の働き①
ヘモグロビン / ヘモグロビンの働き
4.赤血球の働き②
ヘモグロビン量(ヘモグロビン濃度、血色素量) / ヘモグロビンの酸素飽和度 / ヘマトクリット値
5.貧 血
6.白血球の働き
7.生体防御のしくみ
8.免疫のしくみ
9.血小板の働き―血小板凝集
10.血液凝固①
血液凝固機序 / 血液凝固因子 / 線維素溶解(線溶)
11.血液凝固②
血液凝固抑制剤(抗凝固剤) / 血液凝固試験 / 赤血球沈降速度(赤沈、血沈) / 血栓症と塞栓症
12.血液型①
ABO式血液型 / 輸血と交叉適合試験 / 成分輸血
13.血液型②
Rh式血液型 / 白血球の型
ChapterⅤ 循 環
1.循環器系のしくみと働き
2.心臓の構造と特性
3.刺激伝導系と心拍動の自動性
4.心電図①
心臓の活動電位 / 心電図の波形
5.心電図②
不整脈
6.心筋の収縮①
1回拍出量と心拍出量 / 心拍数と心音
7.心筋の収縮②
脈拍
8.心臓の神経支配と心臓反射
9.血管の構造と機能
10.血液の分配と微小循環
11.血 圧
12.血圧測定法
13.内皮細胞の働き①
内皮細胞から産生・遊離される物質
14.内皮細胞の働き②
血管内皮細胞障害によってもたらされる疾患
15.リンパ液の働き
ChapterⅥ 呼 吸
1.呼吸器系の構造
2.呼吸筋の働き
3.呼吸機能を表す記号
4.圧力に関係する単位
5.肺サーファクタントとRDS
6.ガス交換の力学的解析-換気力学の三要素
7.肺気量-基本量と基本容量
8.最大努力呼出曲線と閉塞性肺疾患・拘束性肺疾患
9.フロー・ボリューム曲線と閉塞性肺疾患・拘束性肺疾患
10.肺胞気および動脈血のO2およびCO2分圧
11.血液と酸塩基平衡
12.呼吸不全の状態
ChapterⅦ 消化吸収
1.消化管の構造と機能
2.咀嚼と嚥下
3.胃の消化作用
4.小腸における消化吸収
5.脂質の消化吸収
6.黄 疸
7.大腸の働き
ChapterⅧ 栄養と代謝
1.三大栄養素の基本的構造
2.異化と同化
3.解糖系と糖新生
4.TCA回路
5.電子伝達系
ChapterⅨ 体温とその調節
1.熱産生
2.熱放散
3.発 汗
4.平均皮膚温と平均体温
5.発熱物質
6.発 熱
7.高 熱
ChapterⅩ 尿の生成と排泄
1.ネフロン
2.腎臓の血流の特徴
3.腎臓の基本的機能
4.クリアランス
5.腎臓の酸分泌機構
6.排尿の神経支配
7.腎不全
8.利尿薬
ChapterⅪ 内分泌
1.内分泌の特徴
2.ホルモンの化学構造
3.内分泌の階層的調節
4.視床下部ホルモン
5.下垂体前葉ホルモン
6.下垂体後葉ホルモン
7.副腎皮質ホルモン
8.クッシング病とクッシング症候群
9.副腎髄質ホルモン
10.甲状腺ホルモン
11.膵臓ホルモン
12.卵巣ホルモン
13.精巣ホルモン
14.消化管ホルモン
15.血糖調節ホルモン
16.糖尿病
17.血圧調節ホルモン
18.血漿Ca2+調節ホルモン
19.内分泌様器官
ChapterⅫ 感 覚
1.感覚の種類
2.視 覚
3.聴 覚
4.平衡覚
5.嗅覚、味覚
6.皮膚感覚
7.筋感覚
8.関連痛
9.痛み・かゆみ