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有馬正髙ものがたり
筆頭著者 加我 牧子 (編)
その他の著者等 岩崎裕治,水野眞
診断と治療社
電子版ISBN 978-4-7878-8122-9
電子版発売日 2023年11月13日
ページ数 360
判型 四六
印刷版ISBN 978-4-7878-2646-6
印刷版発行年月 2023年10月
書籍・雑誌概要
「子どもは親より先に死んではいけない」という強い信念をもち,長きにわたり小児医療に携われ,晩年には国立精神・神経医療研究センター病院名誉院長,東京都立東部療育センター名誉院長,日本重症心身障害学会名誉理事長を務められた小児神経学,障害児医学のパイオニア,有馬正髙先生.
先生の生涯にわたる業績を生前のインタビューを通して1冊の本にまとめました.
目次
・はじめに
第1章 生い立ち~医師への道
第1回 有馬先生インタビュー 生い立ち
=生い立ち=
第2回 有馬先生インタビュー 旧制高等学校から大学へ、そして医師への道
=旧制高等学校から大学へ、そして医師への道=
第2章 新人小児科医 小児神経学に向う
第3回 有馬先生インタビュー 東大小児科入局、けいれん外来、船医の経験
=東大小児科入局、けいれん外来、船医の経験=
=船医の経験=
=ウィルソン病との出合い=
第3章 伊勢湾台風支援・医学の革命的進歩 そして日本小児神経学会誕生秘話
第4回 有馬先生インタビュー 自衛隊中央病院、医学の進歩、小児神経学研究会の誕生へ
=自衛隊中央病院と伊勢湾台風支援=
=昭和30年代の医学の進歩=
=小児神経学研究会の誕生へ=
第5回 有馬先生インタビュー 東邦大学へ、サリドマイドベビーとの関わり
=東大小児科時代=
=東邦大学へ=
=府中療育センターのはなし=
=原爆小頭症=
=サリドマイドベビーとの関わり=
第4章 鳥取大学脳神経小児科学講座 外因性脳障害への更なる関わり
第6回 有馬先生インタビュー 森永ヒ素ミルク事件とその後
=鳥取大学脳神経小児科誕生秘話とその発展=
=医学部学生運動はなやかなりしころの学会で=
=森永ヒ素ミルク事件とその後=
第7回 有馬先生インタビュー 重症心身障害学会のはじまりのころ
=ヒ素ミルク事件ふたたび=
=国立武蔵療養所神経センターへ=
=国立武蔵療養所小児神経科の誕生=
=トリエンチンのはなし=
=国立精神・神経医療研究センター武蔵病院での院内改革=
=国府台病院院長から武蔵病院院長へ=
=知的障害=
=重症心身障害学会のはじまりのころ=
第5章 重症心身障害の医学と医療 国立精神・神経センター研究所及び病院から東大和療育センターへ
第8回 有馬先生インタビュー 治らない病気の子どものお母さんへの思い
=国立武蔵療養所神経センターと病院=
=有馬症候群の患者さんとの出会い=
=治らない病気の子どものお母さんへの思い=
=新しい治療法について=
=胎児性アルコール症候群=
第9回 有馬先生インタビュー 東京都立東大和療育センターのこと
=北浦雅子 重症心身障害児(者)を守る会名誉会長との出会い=
=東大和療育センターのこと=
=よつぎ療育園=
第6章 都立東部療育センターのこと 国内学会との関わり、国際交流について
第10回 有馬先生インタビュー 東京都立東部療育センター
=東京都立東部療育センターができるまで=
=開設準備室時代=
=いよいよ開設=
第11回 有馬先生インタビュー 知的障害について・学会との関わり
=重症心身障害学会のこと=
=小児精神神経学会のはじまり=
=小児神経学会と機関紙「脳と発達」の命名=
=知的障害との関わり=
=重症心身障害学会=
第12回 有馬先生インタビュー 海外との交流について
=海外との交流について=
―知的障害のはなし―
―重症心身障害のはなし―
・私家版「有馬正髙ものがたり」の後に
付 録 有馬先生の系図ならびにご経歴
・「有馬正髙ものがたり」後書きに代えて