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3年目からの脳神経外科看護
筆頭著者 池田 亮 (編著)
日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院看護係長
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2022年3月14日
ページ数 160
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8404-7849-6
印刷版発行年月 2022年3月
書籍・雑誌概要
【根拠と説明を求められる脳神経ナースへ】
「基本の脳神経外科看護技術はひととおり学んだけれど、観察・アセスメントに根拠が持てない」方に向けて、脳神経看護領域の第一線の著者陣が送るギモン解決型解説書。解剖生理・機序をもとに後輩指導のポイント、ガイドラインを反映して解説しているのですぐに使える知識が満載です。
目次
・はじめに
【第1章】疾患の経過と治療のキホンをおさえる
■1 脳梗塞の経過と治療
ラクナ梗塞
心原性脳塞栓症
出血性梗塞
アテローム血栓性脳梗塞
境界領域梗塞(分水嶺脳梗塞)
BAD(branch atheromatous disease)
病型ごとの一般的経過
脳梗塞の治療
血栓溶解療法
NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)
血管内血栓回収療法
病型別薬物療法
■2 脳出血の経過と治療
脳出血の経過
脳出血の治療
■3 くも膜下出血の経過と治療
くも膜下出血の病態
くも膜下出血の経過
くも膜下出血の重症度分類と手術適応
再出血
脳血管攣縮
正常圧水頭症
脳浮腫
頭蓋内圧亢進
クッシング現象
■4 頭部外傷
急性頭蓋内血腫
慢性硬膜下血腫
■5 脳腫瘍
脳腫瘍の種類と特徴
■6 脳神経外科手術のキホン
開頭血腫除去術
開頭クリッピング術
開頭外減圧術
開頭腫瘍摘出術
吻合術
内視鏡下血腫除去術
CEA(頚動脈内膜剥離術)
CAS(頚動脈ステント留置術)
下垂体(経蝶形骨洞手術)
■7 廃用症候群には気を付けろ
筋骨格系
循環器系
呼吸器系
皮膚
神経系
■8 嚥下障害を見逃さない
摂食嚥下の5期を確認しよう
摂食嚥下障害を見逃さないための評価方法
【第2章】運動神経と感覚神経の経路を振り返る
■1 運動神経
■2 感覚神経(体性感覚)
【第3章】アセスメントの導きかた
■1 脳梗塞
rt-PA静注療法後の出血性梗塞
心原性脳塞栓症後の出血性梗塞
脳浮腫による脳ヘルニアと開頭外減圧術
血行力学性機序による脳梗塞悪化
塞栓性機序による脳梗塞:動脈原性脳塞栓症(A to A)
BAD(分枝粥腫型梗塞)
ワレンベルグ症候群
■2 脳出血
血腫増大・再出血
けいれん発作
眼球運動障害
■3 くも膜下出血
再出血
脳血管攣縮
低Na血症
中枢性塩類喪失症候群(CSWS)と抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
オーバードレナージ
アクティーバルブ
■4 手術療法
過灌流
下垂体術後(尿崩症、髄液漏、髄膜炎)
■5 術後ケア(合併症予防)
早期離床
脳血流自動調節能障害
起立性低血圧
深部静脈血栓症
誤嚥性肺炎
起立性低血圧の事例
深部静脈血栓症の事例
誤嚥性肺炎の事例
・引用・参考文献
・索引
・編者・執筆者一覧