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恥をかかない5年目までのコンサルト この一冊、10年使えます!

恥をかかない5年目までのコンサルト この一冊、10年使えます!
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筆頭著者 中山 祐次郎 (編著)

シービーアール

電子版ISBN

電子版発売日 2021年6月28日

ページ数 142

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-908083-62-4

印刷版発行年月 2021年6月

DOI https://doi.org/10.32208/9784908083624

書籍・雑誌概要

「おめーなぁ! それじゃあ何にもわかんねぇよ」。コンサルトをした際に、先輩医師からこんな激烈なお叱りを受けた経験はありませんか。または、せっかく丁寧に情報を伝えたつもりなのに、「何様のつもり?」「長いけど伝わらない」などと辛辣なフィードバックを受けることもしばしば。そうこうしていくうちに「コンサルトなんてやりたくない」「どうして上の先輩がやってくれないの」と、コンサルトに苦手意識をもつ初期研修医が増えるのも無理はありません。
そんなコンサルトに苦手意識をもつ若手医師のみなさんに朗報です。このたび、医師であり、小説家である、中山祐次郎先生が「10年先まで使えるコンサルト本」をコンセプトに、コンサルトの極意をお伝えします。
本書では、どんなコンサルトをし、どんなコンサルト状を書けばよいか、また、どんなタイミングでコンサルトをすればよいかを小説家という一面を持つ中山祐次郎先生が極限までわかりやすく解説しています。また、文章のプロである中山先生だからこそ、読み物としても大変おもしろい。さらに、スペシャルアドバイザー(通称「ブレイン」)として、読者と近い感覚をもった1~4年目の医師に入ってもらい、忌憚のない意見をもらい何度もブラッシュアップを重ねて本書が完成しました。中山先生曰く「売れるに決まってる。だって、どうしても必要なのにこれまで無くて、内容がとてもいいんだから」。

目次

第一章 コンサルトのキホン
1-1 なぜコンサルトは難しい
1-2 コンサルト、電話の秘訣
1-3 コンサルト依頼状の秘訣
1-4 やってはいけない、コンサルトの禁忌
1-5 コンサルトにまつわるけっこう微妙なハナシ

第二章 症状別 実践で役立つコンサルト
Case1 胸痛で循環器内科
Case2 腹痛で消化器内科
Case3 腹痛で消化器外科
番外編1 緊急手術で麻酔科
Case4 腹痛で産婦人科
Case5 頭痛で脳神経外科
Case6 貧血で血液内科
Case7 呼吸苦・呼吸不全で呼吸器内科
番外編2 COVID-19 肺炎診療
Case8 整形外科コンサルトに必要な「きず」の見方・伝え方
Case9 骨折、捻挫、脱臼で整形外科
Case10 高齢者の転倒で整形外科
Case11 関節痛でアレルギー膠原病内科
Case12 乏尿・無尿(急性腎不全)で腎臓内科

コラム1 最低のコンサルト
コラム2 「御侍史」「御机下」の本当の意味
コラム3 今スグ使える、日本語を丁寧に言い換えるリスト
コラム4 「誰にコンサルトするか問題」-地雷・ドボン先生回避に看護師を攻略せよ
コラム5 最高のコンサルト
コラム6 ベテラン外科医vs.若手消化器内科医のアッペバトル
コラム7 #1 #2 プロブレムリストは必要?

結びに代えて 「学年が上がるとコンサルトは適当でもいい」説