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雑誌
看護 Vol.77 No.11
特集1:2025年CNR・ICN大会リポート
日本看護協会出版会
電子版ISSN 2437-0193
電子版発売日 2025年9月29日
ページ数 104
判型 A4変
印刷版ISSN 0022-8362
印刷版発行年月 2025年8月
書籍・雑誌概要
特集1:2025年CNR・ICN大会リポート
国際看護師協会(ICN)の会員協会代表者会議(CNR)が2025年6月7〜9日、次いでICN大会が「世界を変える看護の力!」をテーマに同月9〜13日に開催されました。いずれも開催地はフィンランドのヘルシンキ。また、今年ICNが、国際レベルで世界中の看護学生とキャリア初期の看護師の声を届けようと、「看護学生・キャリア初期の看護師同盟(SECN同盟)」を設立。ICN大会に併せてSECN同盟の会議が開かれ、日本看護協会も代表者を派遣しました。
本特集では、CNRとICN大会の模様をリポート。CNRについてはICNの会長・事務局長からの活動報告や、運営等をめぐる意見交換について報告。ICN大会については概要を紹介した上で、日本からの参加者の研究発表や日本看護協会の事業に関連のあるシンポジウム、メインセッション等の模様を報告します。また、日本から初めて、真田弘美氏(石川県立看護大学学長、東京大学名誉教授)がインターナショナル・アチーブメント・アワードを受賞。その表彰の模様を紹介し、SECN同盟の会議や学生大会についてもリポートします。
特集2:2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査 解説
日本看護協会では、政策提言や重点事業の基礎データを得るため、前回の「2012年 病院勤務の看護職の賃金に関する調査」から約12年ぶりとなる 大規模調査を実施しました。
今回の調査では、病院・訪問看護ステーションへの調査および看護職員個人調査により、看護職の賃金・処遇の実態や、施設・事業所の賃金制度の状況、今後の賃上げ予定、看護職の自身の賃金に対する満足度などを把握しました。
特集2では、本調査からわかった主な結果を紹介します。報告書(全文)は、日本看護協会公式ホームページ以下のURLに掲載されています。
https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/kangochingin_report_2024.pdf
特集3:看護職副院長の職務と役割
看護職副院長は1989年にわが国に誕生したのち、36年が経過。今では500床以上の病院の51.2%で看護職が副院長に就任しており★1、看護職の「病院経営への関与」が大規模病院を中心に急速に進んできています。このように看護職の副院長への登用が増加傾向にある中、看護職副院長に期待されること、求められる能力とはいったい何でしょうか。
本特集では、まず院長の立場から、看護管理者が副院長として経営参画する意義について述べ、次に看護職副院長の立場から、実際の活動を通じて、どのような視点から経営にかかわっているのかを明らかにします。
★1 日本看護協会:2021年病院看護・外来看護実態調査 報告書,p.50-52.
目次
◆特集1 2025年 CNR・ICN大会リポート
【メッセージ】2025 年の会員協会代表者会議(CNR)を振り返って:山本 則子
【報告1】会員協会代表者会議(CNR)報告:鈴木 恵巨
【報告2】第30回ICNヘルシンキ大会:平野 由美
【報告3-1】メインセッション「Advancing Nursing Practice:Seize the Moment(看護実践の進歩:瞬間をつかむ)」:森山 美知子
【報告3-2】Policy leadership in action(ポリシーリーダーシップの発揮)の発表報告:虎頭 恭子
【報告4】2025年度インターナショナル・アチーブメント・アワード 真田弘美氏が日本人初受賞:平野 由美
【ICN SECN同盟日本看護協会代表者からの参加報告】世界とつながる若手看護職の声
ICN学生大会および看護学生・キャリア初期の看護師同盟(SECN 同盟)会議参加報告:住谷 友結
◆特集2 2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査 解説
【解説】2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査 解説:堀川 尚子
◆特集3 看護職副院長の職務と役割
【論考1-1看護職副院長に期待すること】看護の視点が病院経営を左右する時代に:北川 喜己
【論考1-2看護職副院長に期待すること】現場に即した意思決定の実現:鎌田 修博
【論考2】「人」をつなぐ看護の力を、副院長としても発揮する:半場 江利子
【論考3】看護職副院長が抱える課題と今後の展望について:田渕 典子
◆JNA/日本看護協会
【会長の手帳】秋山 智弥
【副会長活動ダイジェスト】任 和子・山本 則子・勝又 浜子
【専務理事からのワークリポート】中野 夕香里
【常任理事のマンスリー通信】井本 寛子・木澤 晃代・田母神 裕美・松本 珠実・橋本 美穂・淺香 えみ子
【TOPICS】令和8年度診療報酬改定要望書を提出 看護職員の処遇改善と看護管理体制の強化を!:岩澤 由子
【JNA INFORMATION】2025年度 日本看護協会が提供する研修 他
【看護研修学校の窓から】クリティカルケア学科の紹介:富阪 幸子
【都道府県看護協会事業だより】能登半島地震被災者の健康支援に取り組んで:石川県:小林 千鶴・和田 正美
【国際情報のページ】
ICN 第2副会長に手島恵教授選出される:齋 里美
ICN新しい理事体制に:手島 恵
2025年ICM評議会報告:軍地 茉利子
◆連載
【かお】データに基づいた伴走型サービスで産む人の安心をうむ:関 まりかさん
【SPECIAL BOOK GUIDE】令和7年版 看護白書 災害時におけるこれからの看護
【WHO NEWS】聖路加国際大学WHO看護開発協力センター
【映画と、生きるということ(21)】心の機微をユーモラスに描く『アパートの鍵貸します』:宇梶 智子
【看護と経営 事例から学ぶマネジメント(18)】[実践編12]在院日数短縮・入退院支援加算の算定率向上・新規患者獲得をめざす:鳥海 和輝
【能登半島の災害から学ぶべきこと(4)】能登半島地震の災害関連死1:上田 耕蔵/column閨 利志子・白山 早苗
【People-Centered Care 市民とともに歩むナースたち(9)】「天使の保護者ルカの会」
亡くなった子どものことや気持ちを語り合う場づくり:石井 慶子・蛭田 明子・堀内 成子
【患者の望む在宅医療を実現する退院支援 「PASセルフケアセラピィ」の活用(20)】ケア困難患者に対するPASセルフケアセラピィ 8.適応障害を有する人へのセルフケアの推進:宇佐美 しおり
【医療安全TOPICS(178)】「第15回産科医療補償制度 再発防止に関する報告書」より
第3章 テーマに沿った分析「子宮収縮薬について」:小林 牧子・極樂寺 美八子・堀田 慶子
【医療行政なるほど塾】電子処方箋の普及に向けて新たな目標示す クラウドベースの電子カルテと一体的に導入:「社会保険旬報」編集部
【厚生行政ウォッチング】株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med 編集部

