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看護 Vol.76 No.8

特集 看護業務の効率化 看護業務の効率化先進事例アワード 2023

看護 Vol.76 No.8
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日本看護協会出版会

電子版ISSN 2437-0193

電子版発売日 2024年6月24日

ページ数 136

判型 A4変

印刷版ISSN 0022-8362

印刷版発行年月 2024年6月

書籍・雑誌概要

特集 看護業務の効率化 看護業務の効率化先進事例アワード 2023

少子高齢化による労働力人口の減少や医療・介護提供体制の改革など、看護職を取り巻く環境が変わる中、質の高い看護提供体制を維持していくために、看護業務の効率化が求められています。

日本看護協会では、2019 年度から 5 年間にわたって、厚生労働省「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」を受託。看護業務の効率化に関する先駆的な取り組みを広く募集し、その中から汎用性が高く効果のある取り組みを選考・表彰してきました。

本臨時増刊号では、2023 年度事業の全体像や、その一環として作成した「看護業務効率化取り組みガイド」、リニューアルしたポータルサイトなどを紹介した上で、5 年間の取り組みを総括します。
また「看護業務の効率化先進事例アワード 2023」受賞施設の取り組みや、過去の受賞施設と同様の取り組みを行う施設を支援する「看護業務の効率化試行支援事業」ならびに「都道府県看護協会『看護業務の効率化推進事業』」の報告を掲載します。

巻末には資料として、5 年間の受賞施設すべての取り組み概要をまとめました。

目次

1章 看護業務の効率化のために
1-1  今、求められる看護業務効率化  2023年度「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の全体像:森内 みね子
1-2 「看護業務効率化取り組みガイド」の解説:高橋 良成

2章 「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の 5 年間の取り組み
2-1 「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」5 年間の総括:高橋 良成
2-2 看護業務の効率化に向けた国の方針と今後への期待:後藤 友美

3章 「看護業務の効率化先進事例アワード 2023」受賞施設の講評と実践
3-1 講評 優れた看護業務効率化の取り組み(2023 年度):尾形 裕也
3-2 【AI・ICT 等技術の活用】聖路加国際病院|スマートフォンを活用した妊婦への説明と情報提供ー業務の効率化と利便性の向上をめざして:黒川 寿美江
3-3 【業務改善】京都済生会病院|感染管理認定看護師が取り組んだ「汚物処理改革のススメ」:岡本 教子
3-4 【業務改善】岡波総合病院|適切な感染対策と汚物処理業務の効率化:濱野 飛鳥
3-5 【タスク・シフト /シェア、多職種連携】トヨタ記念病院|薬剤関連の看護業務を効率化ー薬剤師と看護師が協働した取り組みー:黒田 直美
3-6 【AI・ICT 等技術の活用】大阪市立総合医療センター| 医療情報部との連携及び ICT の活用でコロナ禍の看護管理業務効率化を図る:川口 なぎさ・尾﨑 弘美・古山 とし
3-7 【その他の工夫】市立豊中病院|市全体で取り組む医療的ケア児への支援ー市立病院の立場からー:木本 正美
3-8 【業務改善】広島県看護協会訪問看護ステーション|「使える」ICT の運用と「新たな」ICT の導入で訪問看護ステーションの業務をもっと効率化する!:松井 善子
3-9 【AI・ICT 等技術の活用】NTT 東日本関東病院|患者情報連携ソリューション導入による業務の効率化ー病棟と内視鏡センターの連携ー:鬼澤 愛・村岡 修子
3-10 【その他の工夫】福井県立病院|新興感染症に対応可能な看護体制の構築ーSUB ICN を導入してー:黒川 洋子・西田 美幸
3-11 【AI・ICT 等技術の活用】自治医科大学附属さいたま医療センター|業務量調査から見えた業務負担とその改善策ーチーム活動を円滑にする通信機器の活用ー:見供 恵美子

4章 「看護業務の効率化試行支援事業」の実際
4-1 導入支援を受けて|実施施設の報告 看護記録の効率化と平準化をめざしてー看護記録に要する時間の短縮と時間外業務削減に向けた取組ー:浅元 美津子
4-2 導入支援のポイント|支援施設の報告 記録内容の標準化とリアルタイム記録:石橋 里美・村上 久

5章 都道府県看護協会と連携した看護業務の効率化推進事業
5-1 静岡県看護協会|「静岡県版看護業務効率化アワード 2023」開催:松井 順子
5-2 福岡県看護協会|「看護業務の改善事例報告会」開催:市之瀬 麻衣子

資料 2019 ~ 2023 年度受賞施設の取り組み概要