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臨牀消化器内科 Vol.40 No.7

■特集:肝硬変 ―病態と診断の最新知見

臨牀消化器内科 Vol.40 No.7
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-2488

電子版発売日 2025年6月18日

ページ数 104

判型 B5

印刷版ISSN 0911-601X

印刷版発行年月 2025年6月

書籍・雑誌概要

■特集:肝硬変 ―病態と診断の最新知見
 本特集では,肝線維化・肝硬変のメカニズムの解明に加え,近年著しく進展した画像診断技術やAI の活用,さらには疫学的変化や肝硬変症患者の予後に関する知見を含め,多角的な視点から本疾患を再考する構成とした.慢性肝疾患の終末像とされる肝硬変は,かつて不可逆的な病態と認識されてきたが,近年ではその進行抑制や部分的な可逆性に関する知見が蓄積されつつあり,診療の在り方も大きく変化し始めている.

目次

巻頭言/寺井 崇二
1 .病態理解
 (1)肝線維化・肝硬変の進展/土屋 淳紀
 (2)病理像の特徴/原田 憲一
 (3)肝線維化進展に伴う血管系変化,リンパ管変化/岩切 泰子
2 .疫学・予後
(1)肝硬変の病態・疫学-近年の傾向や移行期医療としてのFALD も含めて/西川 浩樹 他
 (2)肝硬変症の予後/八橋  弘
 (3) Acute-on-chronic liver failure(ACLF)-診断,予後,新規治療の可能性/持田  智
3 .診断・評価
 (1)肝硬変診療のガイドライン-とくに診断について/芝本 彰彦,吉治 仁志 他
 (2) 線維化マーカー,進展推移のバイオマーカーの可能性-Baveno criteria に基づくHVPG の意義/小谷 晃平,河田 則文
 (3)AI による肝疾患診療の現状と展望-肝硬変症の診断と予後予測/中塚 拓馬,建石良介
 (4) 超音波エラストグラフィによる非侵襲的肝線維化評価と臨床応用-MASLD における意義/黒田 英克
 (5)MR エラストグラフィによる画像診断,肝硬度測定/今城 健人,中島  淳 他
 (6)超音波内視鏡(EUS)を用いた門脈圧較差の測定/山宮  知,入澤 篤志 他

〔連 載〕見落とし症例から学ぶ胃癌内視鏡検査  症例5 見直しで認識できない病変/吉田 尚弘 他
〔連 載〕「胃炎の京都分類」の使い方
   第31 回 H.pylori 感染性胃炎・自己免疫性胃炎・PPI/P-CAB 胃症の過形成性ポリープには違いがあるのか/丸山 保彦
〔連 載〕消化器内科医が知っておくべき低侵襲手術 第8 回 ヘルニア手術に対する低侵襲手術/蜂須賀丈博

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