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Hospitalist Vol.8 No.3 2020
特集:ホスピタリストに必要な手技
メディカル・サイエンス・インターナショナル
電子版ISBN 978-4-8157-0028-7
電子版発売日 2020年12月14日
ページ数 249
判型 A4変型
印刷版ISBN 978-4-8157-0084-3
印刷版発行年月 2020年12月
書籍・雑誌概要
特集:ホスピタリストに必要な手技 特集:ホスピタリストに必要な手技
目次
はじめに|ホスピタリストが一人ぼっちでも安全に戦えるために
井澤 純一 沖縄県立八重山病院 内科
教育
1. シミュレーション教育と手技の関係:日本導入の鍵は「ファシリテーター」養成にアリ!
重城 聡 SimTiki Simulation Center, John A. Burns School of Medicine, University of Hawaii at Manoa/亀田総合病院 麻酔科・シミュレーションセンター
野木 真将 The Queen's Medical Center Hospitalist Group
[ミニコラム①] 臨床現場での手技教育のあり方:手技をどう教え,どう評価するか
照屋 周造 沖縄県立八重山病院 内科
尾原 晴雄 沖縄県立中部病院 総合内科
緊急気道管理
2. ホスピタリストにとっての安全な気道管理総論:押さえておきたい気管挿管のキホンとエビデンス
髙橋 仁 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 救急外来部門
3. 麻酔科医不在時に挿管困難に直面したら?:デバイスを用いたトラブルシューティング
菅谷 明彦・舩越 拓 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 救急外来部門
4. 挿管も換気も困難な症例に直面したら?:最終手段としての輪状甲状間膜アプローチ
木庭 茂 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門
片岡 惇 練馬光が丘病院 総合救急診療科 集中治療部門
ライン確保
5. 中心静脈カテーテル総論:できるだけ入れず,入れるなら必ず安全に留置し手順を守って管理する
中山 泉 沖縄県立中部病院 集中治療部
6. 超音波ガイド下血管穿刺のピットフォール:立体的な血管走行を正確に把握するための近道
松島 久雄 獨協医科大学埼玉医療センター 救命救急センター・救急医療科
7. 内頸静脈と大腿静脈への留置方法:手技の実際からトラブルシューティングまで
杉木 大輔 獨協医科大学埼玉医療センター 救命救急センター・救急医療科
8. 鎖骨下静脈穿刺の達人になろう:習熟するうえで欠かせない勘所とは?
江本 賢・吉野 俊平 飯塚病院 総合診療科
9. 意外と難しいPICC:CVCとは異なるポイントやコツをつかむ!
柏木 克仁 東邦大学医療センター大森病院 総合診療・急病センター(感染症科)
佐々木 陽典 東邦大学医療センター大森病院 総合診療・急病センター(内科)
10. 緊急時ライン確保:外頸静脈路,骨髄路確保の手順と秘訣を中心に
糟谷 智史・坂本 壮 国保旭中央病院 救命救急科
11. 末梢静脈路確保:特別器用でない人が,より高率に,より安全なルート確保・管理をするための戦略
森 寛行 兵庫県立丹波医療センター 内科
12. 動脈穿刺と動脈ライン確保:重症患者,周術期患者の管理における必須の手技
平瀬 優三 国立循環器病研究センター 心臓血管内科/沖縄県立八重山病院 内科
井澤 純一
胸腹腔穿刺・ドレナージ
13. ①胸腔穿刺(診断):漏出性と滲出性を区別し,鑑別を想起して検査項目を選択する
樋口 直史・八重樫 牧人 亀田総合病院 総合内科
13. ②胸腔ドレナージ(治療):手技の実際と気胸の治療,合併症の対応
津山 頌章 亀田総合病院 感染症科
八重樫 牧人
14. ①腹腔穿刺(診断):注意すべき症例と腹水検査からの鑑別を整理しておく
山田 篤史・佐々木 陽典 東邦大学医療センター大森病院 総合診療・急病センター(内科)
14. ②腹腔ドレナージ(治療):エコーガイド下で行い,アルブミンで予後の悪化を予防する
山田 篤史・佐々木 陽典
腰椎・関節・骨髄穿刺
15. 失敗しない腰椎穿刺:正しい体位を維持し,針が常に正中を通ることを心掛ける
小森 大輝 順天堂大学医学部 総合診療科学講座
山田 徹 東京医科歯科大学医学部附属病院 総合診療科
16. ホスピタリストが行う関節穿刺:見て学び,「素振り」に慣れて実際の診療に臨みたい
六反田 諒 亀田総合病院 リウマチ・膠原病・アレルギー内科
17. 困ったときの骨髄穿刺と骨髄生検:適応と手技を理解すれば,困難症例に対する有効な切り札となる
安部 涼平 国家公務員共済組合連合会 立川病院 内科
[ミニコラム②] 僻地離島で役立った骨髄穿刺と骨髄生検:「地域における医療の限界」を担う立場から
中島 知・井澤 純一 沖縄県立八重山病院 内科
その他ホスピタリストに求められ得る手技
[コラム①] 皮膚生検:皮膚科医の視点からみた皮膚生検の判断基準
江原 瑞枝 東京ベイ・浦安市川医療センター 皮膚科
[コラム②] 心囊ドレナージ:専門外でも「もしも」に備えておきたい
伊志嶺 徹 沖縄県立中部病院 心臓血管外科
[コラム③] 胃管留置:合わせ技で挿入位置もしっかり確認し,合併症を回避せよ
酒井 達也 沖縄県立八重山病院 総合診療科
井澤 純一
[コラム④] 尿道カテーテル留置:不要な留置を避けたうえで,留置後は日々,抜去可能か検討する
酒井 達也
井澤 純一
【連載】
根拠のない習慣
第5回|神経学的異常所見のない失神に対して頭部CT検査は必要か?
中島 悠貴 独立行政法人国立病院機構 埼玉病院 消化器内科
Clinician Update
官澤 洋平・石丸 直人 愛仁会明石医療センター 総合内科