書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
Hospitalist Vol.11 No.4 2023
特集:STI/HIV
メディカル・サイエンス・インターナショナル
電子版ISBN 978-4-8157-2050-6
電子版発売日 2024年10月14日
ページ数 261
判型 A4変型
印刷版ISBN 978-4-8157-2046-9
印刷版発行年月 2024年10月
書籍・雑誌概要
特集:STI/HIV
目次
はじめに|STI/HIVは、ある日突然、あなたを訪れる:より身近に感じるための1冊
織田 錬太郎 東京都立多摩総合医療センター 感染症内科
Part 1 STI:症状からのアプローチを中心に
1. STIの初期アプローチ:“Silent Pandemic”をもたらしている要素に注目する
椎木 創一 沖縄県立中部病院 感染症内科
2. 梅毒:古くて新しい“The great imitator”―最近の傾向と対策
谷崎 隆太郎 市立伊勢総合病院 内科・総合診療科
[コラム①]風土病性トレポネーマ症:yaws(イチゴ腫)、bejel(べジェル)、pinta(ピンタ)
篠原 浩 京都大学大学院医学研究科 臨床病態検査学/京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部
3. 淋菌、クラミジア:疫学、臨床像、診断と治療のポイント
嶋崎 鉄兵 杏林大学医学部付属病院 感染症科
4. STIを症状からアプローチする① 咽頭炎・扁桃炎・口腔内病変とSTI:耳鼻科医が診るSTI
余田 敬子 東京女子医科大学附属足立医療センター 耳鼻咽喉科
5. STIを症状からアプローチする② 排尿時の違和感・痛みをみたら:尿道炎におけるSTIのマネジメント
的野 多加志 佐賀大学医学部附属病院 感染制御部
6. STIを症状からアプローチする③ 性器に潰瘍があったら:原因疾患ごとの特徴と診断方法
長命 友梨・西村 翔 兵庫県立はりま姫路総合医療センター 感染症内科
7. STIを症状からアプローチする④ 腸炎から疑うSTI:感染部位の4つの分類から整理する
松尾 裕央 大阪大学医学部附属病院 感染症内科
8. エムポックス(Mpox):基礎知識と日本での対応状況の整理
石金 正裕 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/WHO協力センター
9. 女性における陰部のトラブル:帯下異常、腹痛、ならびに妊娠と性感染症
柴田 綾子 淀川キリスト教病院 産婦人科
[コラム②]STIガイドラインの国際比較:包括的ケア、経験的治療開始の扱いの差に注目
三高 隼人 Division of Allergy and Infectious Diseases、 Department of Medicine、 University of Washington School of Medicine
Part2 HIV
10. HIV感染症の診断:早期診断・早期治療のためのポイントと診断後のケア
福島 一彰 がん・感染症センター都立駒込病院 感染症科/感染制御科/感染対策室
柳澤 如樹 柳沢クリニック/国立国際医療研究センター
[Special Article]私が経験してきたHIVの歴史
青木 眞 感染症コンサルタント
11. ART概論:「全例早期治療」「U=U」「PrEP」の時代
塚田 訓久 埼玉医科大学総合医療センター 感染症科・感染制御科
12. AIDS総論・日和見感染症の初期評価:CD4数のモニタリングが重要なパラメータになる
吉川 寛・谷口 俊文 千葉大学医学部附属病院 感染症内科
13. おさえておきたい日和見感染症(臓器別)①
呼吸器疾患(ニューモシスチス肺炎):日本のHIV感染者の日和見感染症の半数近くを占める
黒田 浩一 神戸市立医療センター中央市民病院 感染症科
呼吸器疾患(ニューモシスチス肺炎以外):細菌性肺炎・クリプトコッカス症・CMV肺炎を中心に
黒田 浩一
14. おさえておきたい日和見感染症(臓器別)② 中枢神経疾患:臨床症状/経過、CD4数、画像的特徴の3つの軸で鑑別を絞り込む
北浦 慧 東京大学医学部附属病院 感染制御部
岡本 耕 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 統合臨床感染症学分野/東京医科歯科大学病院 感染症内科・感染制御部
15. おさえておきたい日和見感染症(臓器別)③ 消化管疾患:CD4数が低いからといって、慌ててすべての検索をする必要はない
村上 義郎・大路 剛 神戸大学附属病院 感染症内科
16. おさえておきたい日和見感染症④ 抗酸菌感染症(結核・非結核性抗酸菌症):残存免疫の応答性の違いにより、非HIV症例とは異なる非典型的な症状となる
照屋 勝治 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター
17. おさえておきたい日和見感染症⑤ ヘルペスウイルス関連疾患:CMV、EBV、HHV-8を中心に
村松 崇 東京医科大学病院 臨床検査医学科
18. HIV陽性者と悪性腫瘍・悪性リンパ腫:ART時代にクローズアップされる重要なトピック
田中 勝 がん・感染症センター都立駒込病院 感染症科
19. HIV感染者の外来診療・ワクチン:非AIDS関連疾患のマネジメントがフォーカスされてきている
三輪 俊貴 東京大学医学部附属病院 感染症内科
高松 茜 聖路加国際大学 公衆衛生学研究科
本田 仁 藤田医科大学 微生物学講座・感染症科
[コラム③]米国におけるHIV研修の実際:感染症フェローシップのなかでHIV研修は中心的な役割を果たしている
松尾 貴公 テキサス大学ヒューストン校/MDアンダーソンがんセンター 感染症科
【連載】
Clinician Update
官澤 洋平・石丸 直人 愛仁会明石医療センター 総合内科