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眼科 Vol.61 No.10

眼科と薬剤

眼科 Vol.61 No.10
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金原出版

電子版ISBN

電子版発売日 2019年10月21日

ページ数 272

判型 B5

印刷版ISSN 0016-4488

印刷版発行年月 2019年10月

書籍・雑誌概要

眼科と薬剤 眼科は外科系診療科ですが,日常の外来診療の主役は薬物療法です。
第1部では,よく診る疾患に対する薬物治療を分野別に診療にあたって押さえておくべき内容にトピックスを交えて解説しています。
第2部では,薬物治療の知識と同様に大切な薬物の副作用に関する知識を,クロロキンやエタンブトールという古典的ながら必須の知識から,ヒドロキシクロロキンや各種抗がん剤といった近年眼合併症に遭遇する機会の増えている薬剤まで,11項目ピックアップして解説しています。
現代の眼科臨床医として知っておくべき薬剤に関する知識が一通り網羅できる虎の巻となっています。

目次

眼科 2019年9月臨時増刊号
眼科と薬剤

巻頭言 『眼科』編集委員会

第1部 最近の眼科薬物治療
Ⅰ.結膜,角膜,涙道
1.ドライアイ 内野 裕
2.感染性結膜炎 内尾英一
3.アレルギー性結膜疾患 福島敦樹
4.ヘルペス角膜炎 熊倉重人
5.細菌性角膜炎 戸所大輔
6.真菌性角膜炎 江口 洋

Ⅱ.水晶体(白内障)
1.白内障の薬物治療 久保江理
2.白内障手術周術期の薬剤 大関尚行
3.老眼治療の可能性 常吉由佳里

Ⅲ.緑内障
1.プロスタノイド受容体作動薬 相原 一
2.交感神経β受容体遮断薬 柏木賢治
3.炭酸脱水酵素阻害薬 太田友香
4.交感神経α2受容体刺激薬(ブリモニジン) 坂上悠太
5.ROCK阻害薬 井上俊洋
6.副交感神経刺激薬 川瀬和秀

Ⅳ.ぶどう膜
1.ベーチェット病 馬詰朗比古
2.Vogt-小柳-原田病 高瀬 博
3.感染性ぶどう膜炎(梅毒,結核,トキソプラズマ) 慶野 博

Ⅴ.網膜疾患
1.黄斑浮腫の抗VEGF剤治療 小暮朗子
2.血管新生性疾患の抗VEGF剤治療 大中誠之
3.近視性黄斑症の抗VEGF療法 大西由花
4.硝子体手術における術中使用薬剤 中野裕貴
5.加齢黄斑変性に対するサプリメント 小沢洋子

Ⅵ.眼瞼・眼窩
1.特発性眼窩炎症 澤村裕正
2.甲状腺眼症の眼瞼に対する局所療法 岡本真奈
3.IgG4関連疾患 高比良雅之

Ⅶ.神経眼科疾患
1.特発性視神経炎(抗AQP4抗体陽性,CRIONを除く) 前久保知行
2.抗AQP4抗体陽性視神経炎 植木智志
3.慢性再発性炎症性視神経症(CRION) 山上明子
4.甲状腺眼症に対する全身薬投与 伊藤 学
5.眼筋型重症筋無力症(タクロリムス) 一色佳彦
6.斜視に対する局所薬剤投与 木村亜紀子
7.調節麻痺剤 彦谷明子

第2部 薬物治療の副作用
1.眼科で使用するマイトマイシンCの副作用 辻 英貴
2.S-1の副作用 藤本雅大
3.眼瞼痙攣を生じる薬剤 鈴木幸久
4.原発閉塞隅角症(緑内障)に影響を与える薬剤 西田 崇
5.黄斑浮腫を生じる薬剤 石龍鉄樹
6.網膜色素上皮を障害する薬剤 篠田 啓
7.網膜循環障害を生じる薬剤 喜田照代
8.ステロイドの副作用としての中心性漿液性脈絡網膜症と抗アルドステロン薬による治療 松本文也
9.眼科で使用する生物学的製剤の副作用 中井 慶
10.眼科で使用する免疫抑制薬(シクロスポリン)の副作用 楠原仙太郎
11.新規薬剤による視神経症 栗本拓治