書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
バセドウ病治療ガイドライン2011
筆頭著者 日本甲状腺学会 (編)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-28539-6
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 260
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-26321-9
印刷版発行年月 2011年5月
書籍・雑誌概要
※131は上付き
バセドウ病の治療(薬物治療と131I内用療法)を総合的に網羅したガイドライン.診断基準や治療方針,抗甲状腺薬の選択と治療,薬物治療中止の目安,131I内用療法の実際,患者の生活指導など,日常臨床で必須の問題を取り上げ,きめ細かく解説した.バセドウ病に携わる臨床医,医療スタッフの必携書.
目次
※131は上付き
【内容目次】
■「バセドウ病治療ガイドライン2011」作成経緯と基本方針
文献のエビデンスレベル
推奨グレード
■用語解説
第1部 総論
1.バセドウ病の診断基準
2.バセドウ病の治療法
2-1)薬物治療法
2-2)131I内用療法(アイソトープ治療)
2-3)手術による治療
第2部 薬物治療
1.抗甲状腺薬の選択
1-1)治療効果の面から
1-2)副作用の面から
1-3)コンプライアンス,費用対効果の面から
2.抗甲状腺薬による治療
2-1)抗甲状腺薬の初期投与量
2-2)抗甲状腺薬の投与方法
2-3)副作用
3.無機ヨードによる治療
4.バセドウ病薬物治療の中止
4-1)中止の目安
4-2)予後予測因子
5.バセドウ病患者の生活指導
5-1)喫煙について
5-2)ヨード摂取について
5-3)生活一般について
6.特殊なバセドウ病患者
6-1)妊婦・授乳婦
6-2)小児・高齢者
7.専門医に紹介するバセドウ病患者
8.抗甲状腺薬の添付文書の問題点
9.各国のバセドウ病診療ガイドライン
第3部 131I内用療法
1.131I内用療法について
2.適応と禁忌
・補足事項1)妊娠を希望するバセドウ病患者に対して
a)治療後,妊娠を控える期間について
b)TSH受容体抗体(TRAb)が高値の場合に注意を要する事項─胎児ないし新生児甲状腺機能充進症について
・補足事項2)甲状腺眼症の増悪について
3.131I内用療法の実際
3-1)治療前の準備
3-2)131I投与量の決め方
3-3)治療後の経過観察と再治療
3-4)医療連携による131I内用療法
3-5)注意事項:空港などの放射線モニタ,ならびにショッピングセンターなどの炎センサーのアラームについて
4.外来治療のリスクについて
5.バセドウ病以外の甲状腺機能充進症の131I内用療法─機能性結節性甲状腺腫の131I内用療法
付録
1.日本甲状腺学会専門医認定制度について
2.バセドウ病131I内用療法受け入れ可能施設一覧
索引