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整形外科医のための神経学図説 原書第2版
筆頭著者 長野 昭 (訳)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-22662-7
電子版発売日 2019年6月3日
ページ数 214
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-24695-3
印刷版発行年月 2019年5月
書籍・雑誌概要
Hoppenfeldの名著『Orthopaedic Neurology』第2版。神経高位診断のわかりやすいガイドブックとして、神経学上の基礎知識から臨床現場に即した診断の進め方までを著者独特のアイデアに基づいた図説を用いて明快に理解できるように工夫されている。今版では、わかりやすい内容はそのままにイラストがフルカラー化され、脊髄損傷患者の診療が追加された。
目次
【内容目次】
序論
A.筋力
B.感覚
C.反射
第1部 神経根の障害
第1章 上肢の神経根障害の診断
A.個々の神経根の検査法(C5-T1)
1.C5根障害の神経学的特徴
2.C6根障害の神経学的特徴
3.C7根障害の神経学的特徴
4.C8根障害の神経学的特徴
5.T1根障害の神経学的特徴
6.まとめ
B.高位診断の臨床応用
1.頚椎椎間板ヘルニア
2.頚椎捻挫と頚椎椎間板ヘルニアの違い
3.鉤状突起と変形性頚椎症
4.神経根引き抜き損傷
第2章 体幹と下肢の神経根障害の診断
A.個々の神経根の検査法(T2-S4)
1.T2-T12根障害の神経学的特徴
2.T12-L3根障害の神経学的特徴
3.L4根障害の神経学的特徴
4.L5根障害の神経学的特徴
5.S1根障害の神経学的特徴
6.S2-S4根障害の神経学的特徴
7.まとめ
B.高位診断の臨床応用
1.腰椎椎間板ヘルニア
2.腰部捻挫と腰椎椎間板ヘルニアの違い
3.脊椎分離症と脊椎すべり症
4.帯状疱疹
5.ポリオ(脊髄性小児麻痺)
第2部 脊髄障害の高位診断
第3章 頚髄損傷:四肢麻痺
A.脊髄損傷の高位診断(C3-T1)
1.C3脊髄損傷(C3健存)の神経学的特徴
2.C4脊髄損傷(C4健存)の神経学的特徴
3.C5脊髄損傷(C5健存)の神経学的特徴
4.C6脊髄損傷(C6健存)の神経学的特徴
5.C7脊髄損傷(C7健存)の神経学的特徴
6.C8脊髄損傷(C8健存)の神経学的特徴
7.T1脊髄損傷(T1健存)の神経学的特徴
B.上位運動ニューロン障害時の病的反射
C.高位診断の臨床応用
1.頚椎の骨折と脱臼
2.損傷レベルと日常生活動作(ADL)
3.頚椎椎間板ヘルニア
4.頚椎腫瘍
5.脊椎カリエス
6.横断性脊髄炎
第4章 T1以下の脊髄損傷(馬尾神経を含む)
A.対麻痺
1.T1-T12脊髄損傷の神経学的特徴
2.L1脊髄損傷(L1健存)の神経学的特徴
3.L2脊髄損傷(L2健存)の神経学的特徴
4.L3脊髄損傷(L3健存)の神経学的特徴
5.L4脊髄損傷(L4健存)の神経学的特徴
6.L5脊髄損傷(L5健存)の神経学的特徴
7.S1脊髄損傷(S1健存)の神経学的特徴
B.上位運動ニューロン障害時の反射
1.病的反射
2.正常の表在反射
C.高位診断の臨床応用
1.脊髄損傷診断補遺
2.胸椎椎間板ヘルニア
D.神経症状の増悪予防のための脊柱支持性の評価
1.診断
2.屈曲損傷
3.屈曲-回旋損傷
4.過伸展損傷
5.圧迫損傷
第5章 脊髄髄膜瘤
A.高位診断
1.L1-L2脊髄髄膜瘤(L1健存,L2機能喪失)の神経学的特徴
2.L2-L3脊髄髄膜瘤(L2健存,L3機能喪失)の神経学的特徴
3.L3-L4脊髄髄膜瘤(L3健存,L4機能喪失)の神経学的特徴
4.L4-L5脊髄髄膜瘤(L4健存,L5機能喪失)の神経学的特徴
5.L5-S1脊髄髄膜瘤(L5健存,S1機能喪失)の神経学的特徴
6.S1-S2脊髄髄膜瘤(S1健存,S2機能喪失)の神経学的特徴
7.S2-S3脊髄髄膜瘤(S2健存,S3機能喪失)の神経学的特徴
B.運動能力発達段階の目やす
1.坐位
2.立位
3.歩行
C.脊髄片側障害
D.水頭症
E.上肢罹患の神経学的検査
F.脊髄髄膜瘤患者診察への示唆
推奨文献
索引