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≪Clinical Engineering≫

Clinical Engineering2024年臨時増刊号

Clinical Engineering2024年臨時増刊号
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≪Clinical Engineering≫

筆頭著者 一般社団法人日本血液浄化技術学会 VA管理検討委員会 (編)

その他の著者等 村上淳・人見泰正・松田政二・森實篤司・浅井寿教・安部貴之・井竹康郎・植村進・小野淳一・小俣利幸・川原田貴士・北村健太郎・木船和弥・小林大樹・佐久間宏冶・佐々木裕介・高田博弥・原正彦・平山遼一・堀祐貴・宮本照彦・山本裕也

Gakken

電子版ISBN 978-4-05-988751-5

電子版発売日 2024年8月2日

ページ数 186

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-05-520102-5

印刷版発行年月 2024年6月

DOI https://doi.org/10.15105/9784059887515

書籍・雑誌概要

【特集】イチから学ぶバスキュラーアクセス教室 エコーを用いたVA管理をマスターしよう
(一社)日本血液浄化技術学会 VA管理検討委員会編集のVA管理の入門書が誕生!
VA管理初心者が1歩ずつ段階を追って技術を習得できるよう,動画&写真でビジュアルに解説!
これ1冊でエコーを用いたVA管理がマスターできる透析スタッフ必携書です!

目次

Web動画の見方
はじめに
Lesson1 上肢血管の解剖
①シャントに使われる動静脈の走行S
表在静脈と深部静脈/シャントに使われる動脈の走行
Lesson2 VAの基礎
①自己血管内シャント
自己血管内シャント(AVF)の必要性/AVF作製の条件/吻合方法の種類/AVFの形態とデザイン/穿刺時期と術後評価について
②人工血管内シャント
人工血管内シャント(AVG)の適応と特徴/人工血管の種類/吻合方法/吻合場所による特徴
③非カフ型留置カテーテル
非カフ型留置カテーテルの留置部位/非カフ型留置カテーテルの挿入例と留置部位/カテーテルの形状
④カフ型カテーテル
カフ型カテーテル/先端構造/挿入例とカフの位置/先端位置
⑤動脈表在化
動脈表在化とは/動脈表在化手術/長期使用症例と閉塞症例/その他の表在化手術
Lesson3 理学所見
①視診の基本
基本的な確認内容/自己血管内シャント(AVF)の視診/人工血管内シャント(AVG)の視診
②視診で異常所見を見つけるコツ
狭窄を見つける視診のポイント/ソアサム症候群や静脈高血圧症を見つけるポイント/瘤を視診するポイント/視診にてシャント感染を疑うポイント
③聴診の基本
基本的な確認内容/自己血管内シャント(AVF)の聴診/人工血管内シャント(AVG)の聴診
④聴診で異常所見を見つけるコツ
正常音を理解する/異常音を理解する
⑤触診の基本
自己血管内シャント(AVF)の触診/人工血管内シャント(AVG)の触診/動脈表在化の触診
⑥触診で異常所見を見つけるコツ
触診のポイント/瘤の触診/VA閉塞時の触診
⑦STS,VASシート
理学所見とSTS,VAS/スコアリングの方法/スコアシートの作成
Lesson4 超音波診断装置(エコー)を用いたVA管理
①エコー画像の成り立ち
超音波とは/超音波の特性/プローブの構造/画像の構成(Bモード法)
②プローブの持ち方
プローブを操作しやすい持ち方/血管を潰さない
③プローブマークと画像の向き
プローブマークとは/エコー画像の向きの重要性
④電源の立ち上げ・セットアップとポジショニング
電源の立ち上げ/エコー使用時の設定の確認/エコーのポジショニング
⑤Bモード画像の見方
Bモードとは/Bモード画像の基礎/Bモード画像の実際
⑥Bモード画像の調整の仕方
Bモード画像の調整/Bモードで血管画像をきれいに映し出すポイント
⑦アーチファクト(虚像/偽像)の理解
アーチファクト(虚像/偽像)の原因と種類/VAエコーでみられるアーチファクト
⑧各種カラーモードと調整の仕方
カラードプラ/流速レンジ/パワードプラ(PDI)
⑨機能評価
1:パルスドプラモード
ドプラ現象とは
2:血流量(FV)
エコーによるFVの求め方/吻合動脈やシャント静脈におけるFV測定はなぜ適切ではないのか/上腕動脈高位分岐症例におけるFV測定/FVの基準値について
3:血管抵抗指数(RI)
エコーによるRIの求め方/RIの特徴/RIと血流速波形の関係/RIの基準値
4:FV,RIの基本的な測り方と注意点
上腕動脈FVおよびRIの測定手技/上腕動脈FVを測定する際の注意点
5:FV,RIの数値と落とし穴の理解
血流機能評価の数値の解釈/血流機能評価値の脱血不良に対するカットオフ値/血液ポンプの回っている透析中にも血流機能評価値を測定可能かどうか
6:過剰血流とスチール症候群などの特徴的な異常血流
過剰血流/スチール症候群/静脈高血圧症
⑩形態評価
1:狭窄と閉塞
狭窄と閉塞/狭窄の分類/閉塞の分類
2:感染像,瘤,血清腫,血腫
シャント感染/シャント瘤/血清腫/血腫
3:形態評価の見方と落とし穴
形態評価の見方/形態評価の落とし穴
⑪透析室でVAエコーを行う場合の感染対策
プローブを滅菌物で覆い,エコーゼリーの代用としてポビドンヨードを使用する方法/針先にポビドンヨードを塗布し,滅菌フィルムで保護する方法
⑫シェーマ,レポートの作成
レポート作成のポイント/シェーマの活用
⑬シャントカルテの作成と情報共有の仕方
シャントカルテの作成と情報共有/共有方法の一例,VA管理チームを構築/管理媒体の工夫
⑭VA管理の流れの具体例
1:透析中に行う場合
透析中に行うメリット/検査前までに行うこと/機能検査・形態検査/検査後に行うこと
2:透析前に行う場合
透析前に行うメリット/検査前までにやるべきこと/機能検査/形態検査/検査後
⑮エコーを主軸としたVA管理の院内フローチャートの具体例
VA機能モニタリング・サーベイランスのフロー/VA機能モニタリング・サーベイランスの具体例
Lesson5 モニタリング評価
①再循環率測定
測定原理/再循環が発生する要因
②アクセス流量測定
アクセス流量測定の概要/アクセス流量測定の原理と実際
③実血流量評価
透析治療における実血流量/血流量の測定/透析装置の設定血流量と実血流量の乖離原因
④透析量の質的管理法:クリアランスギャップ
CL-Gapとは/CL-Gapの評価
⑤その他のモニタリング機器によるVA評価
電子聴診器によるシャント音評価/手指末梢循環評価
Lesson6 エコー下穿刺
①エコー下穿刺の心得
血管の解剖を知る/プローブ走査に慣れる/駆血をしっかり行う/感染対策に留意する
②穿刺時の感染対策
プローブの保護/穿刺部およびプローブの消毒/使用後の清拭
③エコーの配置と画質調整
エコーの配置/画質調整
④針先の虚像
穿刺針の針先の各部名称とサイズ/針先各部の虚像の見え方/虚像の活用方法
⑤各エコー装置の特徴と機能の活用法
⑥エコー下穿刺の基本手技
長軸法と短軸法/エコー下穿刺における長軸法と短軸法の特徴
⑦エコー下穿刺の応用手技
スイング走査/短軸⇔長軸のハイブリッド穿刺
⑧トラブルシューティング
エコーガイド下穿刺時に起きるトラブル/トラブル発生時の行動
⑨留置カニューレの修正法
長軸法での留置カニューレの修正法
Lesson7 エコー下VAIVT
①エコー下VAIVTの流れ
術前/術中/術後
②VAIVT前のエコー検査と手技のポイント
VAIVT前のエコー検査の流れのポイント/理学所見と過去所見の確認ポイント/術前エコー検査ポイント
③手洗い
スクラブ法/ラビング法
④エコー装置と清潔台,モニタなどの配置
エコー装置の役割/清潔台や生体情報モニタを考える/手術室内配置
⑤必要物品
清潔台/エコー装置
⑥ガイドワイヤの種類
⑦バルーンカテーテルの種類
バルーンカテーテルの形状分類/バルーンカテーテルの性質分類/そのほかのバルーン
⑧穿刺からシース挿入まで
アプローチ部位/シースカテーテルの選択/穿刺からシース挿入まで
⑨ガイドワイヤの挿入とエコーガイド
ガイドワイヤの選択/エコーガイド下のガイドワイヤ挿入/ガイドワイヤ通過困難症例に対する方法
⑩バルーンカテーテルの挿入とエコーガイド
バルーンカテーテルのコンプライアンス特性における分類/バルーンカテーテル挿入/エコーガイド下のバルーンカテーテル挿入
⑪バルーンの位置決めと描出方法
手技
⑫吻合部描出方法
吻合部およびその前後の動静脈評価の重要性/吻合部およびその前後の動静脈描出におけるポイント/吻合部およびその前後の動静脈の描出法/吻合部描出時の注意点
⑬エコー下VAIVTの症例提示 ─バルーンによる拡張後のリーク確認までの実際─
⑭術後検査での注意事項
術後検査の確認項目/術後検査での注意事項
⑮レポート記載
レポート記載例/手技/狭窄機序・拡張機序/治療前後のFV・RI/次回に向けてのコメント
Lesson8 VAの感染管理
①感染管理について
VAの感染管理について/基本的な感染対策/VAに用いられる一般的な消毒薬/感染の早期発見について
おわりに
索引

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