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治療 特別編集
先生,漢方を鍼灸を試してみたいんですけど……
患者さんにいわれて困ったときに読む本
筆頭著者 樫尾 明彦 (監修)
日本医療福祉生協連合会 家庭医療学開発センター(CFMD)/和田堀診療所
その他の著者等 今藤誠俊 監修
堀場裕子 編集
石野尚吾 編集
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98002-3
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 233
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-525-20361-0
印刷版発行年月 2015年4月
書籍・雑誌概要
常に患者さんの「困った」に対処しなければならない総合診療医にとって,漢方・鍼灸は診療の幅を広げることができる,とっても使えるツールです.
本書は読者のニーズにあわせて「西洋医学的にはじめてみる」「次の一手を話し合ってみる」「もう一歩踏み出してみる」の3つのパートで構成.
東洋医学を始めたい医師には最適の入門書です!
目次
Ⅰ まず,西洋医学的にはじめてみる
各生薬ごとの注意すべき副作用
1 主訴からスタートする
■漢方薬が第一選択薬になり得る症状
冷 え
易疲労感
食欲不振
便 秘
下 痢
風 邪
めまい
月経痛(月経困難症)
■漢方薬と西洋薬との併用が有用な症状
くしゃみ,鼻づまり
抑うつ・不安
BPSD
排尿困難
慢性湿疹
■西洋薬を減量できる可能性がある症状
頭 痛
胃 痛
膝 痛
不 眠
■ずばり,この症状にはこの漢方を!
咽頭閉塞感
痔
こむら返り
浮 腫
打 撲
凍 瘡
妊娠悪阻
2 診断がついた後にスタートする
■循環器
高血圧症
■消化器
機能性ディスペプシア,過敏性腸症候群
■呼吸器
アレルギー性鼻炎,気管支喘息
■神 経
認知症,パーキンソン病,片頭痛
■内分泌代謝
肥満,痩せ
■腎
腎下垂
■膠原病
関節リウマチ
■婦人科
更年期障害,不妊症
■小 児
インフルエンザ
Ⅱ次の一手を話し合ってみる
1 座談会
プライマリ・ケアで東洋医学(漢方・鍼灸)をどのように活用するか
2 症例カンファレンス
東洋医学ではこう考える! 症例カンファレンスで学ぶ漢方診療
Ⅲ慣れたら,もう一歩踏み出してみる
問診から進める漢方の診察法
病棟で悩んだときの“漢方”
在宅の漢方
高齢者に漢方を処方するときの注意
妊婦・小児への漢方・鍼灸
漢方でのぞむ不妊症治療
鍼灸治療の適応
運動器痛に対する理解と鍼灸利用法
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