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生活期のリハビリテーション医学・医療テキスト
筆頭著者 一般社団法人 日本リハビリテーション医学教育推進機構 (他監)
その他の著者等 一般社団法人 日本生活期リハビリテーション医学会/公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64146-3
電子版発売日 2022年8月1日
ページ数 248
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-04146-1
印刷版発行年月 2020年2月
書籍・雑誌概要
地域包括ケアシステムが推進されるいま、改善できた活動を長期にわたって維持し、実生活を通してさらなる活動の向上を目指す生活期のリハビリテーション医学・医療は重要な役割を担っている。生活期のリハビリテーション医学・医療を、複雑な医療・介護制度や社会資本の活用方法も含めて、簡潔でわかりやすい文章により一読して理解できる。リハビリテーション科医だけでなく、かかりつけ医、研修医、関連職種にも必読の1冊
目次
I.生活期のリハビリテーション医学・医療総論
1 リハビリテーション医学・医療の概要
1 リハビリテーション医学・医療の意義─活動を育む医学─
2 活動を育むとは
3 生活期のリハビリテーション医学・医療の考え方
2 生活期のリハビリテーション医療の意義
1 医療提供体制の変化とリハビリテーション医療
2 生活期のリハビリテーション医療・リハビリテーションマネジメントの考え方
3 生活期のリハビリテーション医療・リハビリテーションマネジメントの提供
4 生活期のリハビリテーション医療・リハビリテーションマネジメントの実際
3 生活期に利用できる医療・介護とその利用方法
1 外来でのリハビリテーション診療
2 通所リハビリテーション(デイケア)
3 訪問リハビリテーション
4 居住型施設におけるリハビリテーションマネジメント
5 利用手順(介護保険適応の訪問・通所リハビリテーション)
4 在宅医療における生活期のリハビリテーション医療の必要性
1 在宅医療の意義
2 多様化する在宅医療
3 在宅医療の実際
4 在宅医療と生活期のリハビリテーション医療との親和性
5 施設における生活期のリハビリテーション医療の必要性
1 施設でのリハビリテーション医療
6 生活期のリハビリテーション医療におけるかかりつけ医とリハビリテーション科医
1 かかりつけ医とは何か?
2 生活期のリハビリテーション医療とかかりつけ医
7 地域におけるチームアプローチと連携のとり方
1 生活期のリハビリテーション医療を担うチーム
2 急性期・回復期を担う医療機関が提供すべき情報
8 地域包括ケアシステムにおける生活期のリハビリテーション医学・医療の位置付け
1 地域包括ケアシステム
2 地域包括ケアシステムにおけるネットワークの作り方
3 地域リハビリテーションと生活期のリハビリテーション医療
4 地域包括ケアシステムにおける生活期のリハビリテーション医療
II.生活期のリハビリテーション医療の進め方
1 診断・目標設定・治療方針・リハビリテーション処方
1 生活期のリハビリテーション医療を行う目的
2 評価の際の留意点
3 目標設定のポイント
4 リハビリテーション治療内容を決定する際の注意点
2 チームアプローチのためのカンファレンス
1 チームアプローチの意義
2 生活期に向けた退院前カンファレンス
3 サービス担当者会議
4 リハビリテーション会議
3 外来でのリハビリテーション診療
1 外来でのリハビリテーション診療の意義・目的・現状
2 外来でのリハビリテーション診療の実際
4 通所リハビリテーション
1 通所リハビリテーションとは何か
2 通所リハビリテーションの実際
5 訪問リハビリテーション
1 訪問リハビリテーションの概略
2 訪問リハビリテーションの制度
3 訪問リハビリテーションの対象者
4 訪問リハビリテーションで行われる訓練等
5 訪問リハビリテーションの注意点と課題
6 生活期に必要な医療・介護制度
1 生活期で利用できる制度とそのしくみ
2 生活期のリハビリテーションアプローチで行われる支援
7 社会での活動のためのリハビリテーション支援
1 社会での活動の支援の考え方
2 移動に関する支援
3 障害者雇用のための支援
4 余暇活動
III.生活期のリハビリテーション医療の実際
1 生活期のリハビリテーション医療の対象となる疾患・障害・病態
1 生活期のリハビリテーション医療の原因疾患
2 脳血管障害
3 運動器疾患
4 脊髄損傷
5 神経・筋疾患
6 小児疾患
7 リウマチ性疾患
8 循環器・呼吸器疾患
9 内分泌代謝性疾患
10 摂食嚥下障害
11 排尿・排便障害
12 がん
13 フレイル・サルコペニア・ロコモティブシンドローム
14 高次脳機能障害・認知症
2 リハビリテーション診断の項目と治療目標の設定
1 概要
2 診断
3 治療目標の設定
3 生活期のリハビリテーション治療の選択とその処方
1 概要
2 外来でのリハビリテーション治療
3 通所リハビリテーション
4 訪問リハビリテーション
4 加齢や障害に代表的な併存疾患・合併症とその診断・治療・予防
1 併存疾患・合併症の定義
2 誤嚥と誤嚥性肺炎
3 尿路感染
4 褥瘡
5 関節拘縮
6 低栄養
7 心肺機能低下
8 骨粗鬆症
5 予防と治療としての高齢者の身体機能増強
1 高齢者の身体機能増強の有効性
2 転倒予防について
3 介護予防について
4 高齢者の身体活動ガイドライン
5 高齢者の主体性を引き出すプログラム
6 リハビリテーション科医の役割
6 補装具・日常生活用具の種類・用途と給付制度
1 補装具,日常生活用具の概要
2 歩行補助具(杖・歩行器)
3 下肢装具
4 車いす
5 座位保持装置
6 移動用リフト
7 補装具の給付制度
8 障害者総合支援法による補装具の支給
7 生活期のリハビリテーション医療における栄養管理
1 生活期における栄養管理の必要性
2 栄養状態の評価について
3 栄養摂取の方法について
4 リハビリテーション治療の効果を高めるための栄養管理
5 リハビリテーション治療とエネルギー量について
6 運動療法における負荷・頻度について
7 生活期に生じやすい病態への栄養管理
8 生活期のリハビリテーション医療におけるリスク管理
1 生活期のリハビリテーション医療とリスク管理
2 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン
3 ハイリスク患者の識別
4 患者の状態が変化した時の対応
5 事故対策のための環境調整と患者指導
IV.生活期のリハビリテーション医療の対象疾患・障害・病態
1 脳血管障害
1 概要
2 診断
3 治療の実際
2 運動器疾患
1 概要
2 診断
3 治療の実際
3 脊髄損傷
1 概要
2 診断
3 治療の実際
4 神経・筋疾患
1 概要
2 診断
3 治療の実際
5 小児疾患
1 概要
2 診断
3 治療の実際
6 リウマチ性疾患
1 概要
2 診断
3 治療の実際
7 循環器・呼吸器疾患
1 概要
2 診断
3 治療の実際
8 内分泌代謝性疾患(肥満,生活習慣病)
1 概要
2 診断
3 治療の実際
9 摂食嚥下障害
1 概要
2 診断
3 治療の実際
10 排尿・排便障害
1 概要
2 診断
3 治療の実際
11 がん
1 概要
2 診断
3 治療の実際
12 フレイル・サルコペニア・ロコモティブシンドローム
1 概要
2 診断
3 治療の実際
13 高次脳機能障害・認知症
1 概要
2 診断
3 治療の実際
14 複合障害・終末期
1 概要
2 診断
3 治療の実際
便覧 生活期のリハビリテーション医学・医療便覧
1 関節可動域表示ならびに測定法
2 生活期のリハビリテーション診療の評価法
3 職業リハビリテーション関連機関
4 生活期のリハビリテーション診療に役立つ漢方薬の知識
索引