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循環器ジャーナル Vol.72 No.3
特集 心房細動 予防・早期発見・治療の進化
医学書院
電子版ISSN 2432-3292
電子版発売日 2024年7月22日
ページ数 160
判型 A4変
印刷版ISSN 2432-3284
印刷版発行年月 2024年6月
書籍・雑誌概要
特集 心房細動 予防・早期発見・治療の進化 2017年1号から 『呼吸と循環』 誌を全面的にリニューアルし、循環器領域に特化した季刊誌として刊行。循環器専門医、および専門医を目指す循環器科医・研修医を対象に、臨床の現場で必要とされている情報を的確に提供する。特集では、循環器領域の重要なテーマを最新の知見に基づいてプラクティカルに解説。 (ISSN 2432-3284)
年4冊刊(1月・4月・7月・10月)
目次
特集 心房細動──予防・早期発見・治療の進化
企画:草野研吾
■I. 病態
AFの疫学からみた脳梗塞リスク──CHADS2,CHA2DS2-VAScスコアは日本人にあてはまるか?
赤尾昌治
生活習慣と心房細動発症,重症化について考える
平光伸也
■II. 検出
長時間心電計(ILR含む)やイベントレコーダの適切な使用は?
淀川顕司
スマートフォンやApple Watchを使って心房細動を見つける
妹尾恵太郎
AIを活用した心房細動早期発見
笹野哲郎
■III. 薬物を用いた不整脈治療(特に高齢者や腎機能低下例に対するもの)
レートコントロール──ジギタリスやβ遮断薬,Ca拮抗薬の使用は今どうなっている?
篠原徹二・髙橋尚彦
リズムコントロール薬(I群抗不整脈薬,ベプリジル,アミオダロン)の使い方
志賀 剛
SGLT2阻害剤,ARNI,MRAなどのAFへの効果は?
峰 隆直
■IV. 非薬物治療(アブレーションから外科的手術)
バルーンアブレーション
小堀敦志
beyond PVIストラテジー──BOXや有効な線状焼灼
楠目宝大・里見和浩
パルスフィールドアブレーションの効果は?
山根禎一
Maze手術は最近どのような進歩を遂げているか?
藤田知之・福嶌五月・角田宇司
■V. 抗凝固療法
DOAC登場でstrokeは減っているか? 日本人の適切な使用は?
碓井 遼・豊田一則
カテーテルを用いた左心耳閉鎖術の現在・未来は?
龍崎智子・近藤祐介
ウルフ-オオツカ法による胸腔鏡下左心耳閉鎖術
大塚俊哉
■VI. 特殊な病態
心アミロイドーシスに合併したAF治療戦略
金澤尚徳・辻田賢一
MR合併例に対するMitraClip?とカテーテルアブレーションの選択
渡辺悠介・天木 誠
ASD合併AFへのアプローチ
中川晃志
心房心筋症とは? stiff left atrial syndromeの定義とは?
矢那瀬智信・山形研一郎
医原性心房中隔欠損症(iASD)の問題は?
高谷陽一
デバイス植込み後のhigh rate episodeに対する戦略
石橋耕平