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看護管理 Vol.36 No.1

特集 地域の「高齢者救急」を再考する 「下り搬送」と「地域包括医療病棟」に焦点を当てて

看護管理 Vol.36 No.1
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医学書院

電子版ISSN 1345-8590

電子版発売日 2026年1月12日

ページ数 96

判型 A4変

印刷版ISSN 0917-1355

印刷版発行年月 2025年12月

書籍・雑誌概要

特集 地域の「高齢者救急」を再考する 「下り搬送」と「地域包括医療病棟」に焦点を当てて 社会の変化を的確にとらえながら、看護管理者として直面するさまざまな問題について解決策を探る月刊誌。看護師長を中心に主任から看護部長まで幅広い読者層に役立つ情報をお届けします。 (ISSN 0917-1355)

月刊、年12冊

目次

特集 地域の「高齢者救急」を再考する──「下り搬送」と「地域包括医療病棟」に焦点を当てて

全国的に医療資源がひっ迫する中,救急搬送患者のうち75歳以上の高齢者が5割を占めています。また,2040年には65歳以上の前期高齢者が全人口の35%,75歳以上の後期高齢者が25%を超えると予測されています。

こうした中,まずは高齢者の救急搬送を予防するために,日頃から病院と地域が連携して緻密な医療・ケアを提供するとともに,質の高い患者情報を収集・共有しておくことが求められています。やむを得ず救急搬送となった場合には,平時に収集した患者情報を共有しながら,高齢者が住み慣れた暮らしの場に戻れるよう,早期介入とさらなる地域連携が求められます。

本特集では,高齢者の救急搬送に伴う医療体制について改めて考えるとともに,「下り搬送」「地域包括医療病棟」の2つの視点から,看護が地域の中でどのように連携を築き,暮らしを支えているのかを探ります。また,看護管理者が直面する人材配置やICT活用,地域との連携体制づくりといったマネジメント課題にも焦点を当て,未来を見据えた高齢者医療の姿を提示します。

■PART1│課題提起
【対談】キーワードは「平時からの質の高い情報収集」と「可能な限りの入院回避」
在宅を基盤とした高齢者救急体制──地域医療のデザインと看護の役割
古屋 聡/宇都宮宏子

【提言】
台湾の「Hospital at Home / Acute Care at Home(HAH・急性期在宅医療)」──日本の高齢者救急体制を変革するための示唆
佐々木 淳

救急搬送された高齢者を,再び暮らしの場に──おうちにかえろう。病院の実践
水野慎大

■PART2│下り搬送を片道切符にしない地域連携
【実践報告】市立函館病院の取り組み
高齢救急患者の下り搬送における地域看護連携──共有すべき看護情報の選択と標準化を目指して
寺田恵子/松橋由紀子/川守田恵子/佐藤裕子/河瀬亨哉

【実践報告】加古川中央市民病院の取り組み
下り搬送の仕組みづくりを通じた地域の高齢者救急体制の構築
赤尾史門

【実践報告】岐阜県総合医療センターの取り組み
院内連携から地域連携へ──「下り搬送の限界」と心不全診療における看護の挑戦
石原真由美

■PART3│地域包括医療病棟への転換
【解説】
「地域包括医療病棟」の機能から,地域の高齢者救急体制を再考する──国の政策を戦略的に現場で運用するために
小野田 舞

【実践報告】右田病院の取り組み
地域包括医療病棟への全床転換で見えてきた未来──高齢者救急医療と看護の役割を統合する新たなモデル
内田百合子/菊地晶紀

【実践報告】東京都済生会向島病院の取り組み
1病棟51床の「地域包括医療病棟」への転換──住み慣れた地域で患者が生活を続けるための当院の役割を考える
佐久間あゆみ

【実践報告】佐賀病院の取り組み
組織全体で推進した地域包括医療病棟への転換──プロジェクトチームと看護管理者が担う在宅復帰を支えるマネジメント
荒川直子

【実践報告】盛岡医療センターの取り組み
地域包括医療病棟への転換を機に,病院全体で取り組むベッドコントロール──病院機能の再定義と看護体制の見直し
奈良明子

■巻頭シリーズ
外来看護がこれから目指すべき姿を描き出す⑥
京都済生会病院における外来看護の機能と地域連携の実践
緑 浩衣/空閑みゆき/井上智恵/宇都宮宏子

●データをチカラに──看護の質向上のための電子カルテデータ利活用術⑩
「日時」のデータの扱い方④
松本聡子/秋山 剛/岩穴口 孝

●ウェルビーイングが導く患者中心の医療の未来⑨
人生100年時代のウェルビーイング──大きなステージ変化を生きる力を育もう
秋山美紀/清水幸裕/前野マドカ

●これからの臨床現場を支えるために㊾
看護師をケアするサポートシステム
岩間恵子

●読んでおきたいビジネス書(57)
『パワハラ上司を科学する』
間杉俊彦