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精神医学 Vol.66 No.8
特集 現代における解離 診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
医学書院
電子版ISSN 1882-126X
電子版発売日 2024年8月26日
ページ数 120
判型 B5
印刷版ISSN 0488-1281
印刷版発行年月 2024年8月
書籍・雑誌概要
特集 現代における解離 診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
目次
特集 現代における解離──診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
企画:岡野憲一郎・金 吉晴
特集にあたって
岡野 憲一郎・他
解離性障害の現代的な意義
金 吉晴
解離はなぜ誤解され,無視されるのか
岡野 憲一郎
現代の精神科臨床で解離はどのように扱われているか?
松本 俊彦
健忘と遁走の関連性──全生活史健忘の検討から
大矢 大
転換・心因性という概念は消えてしまうのか?
増尾 徳行・他
精神科と脳神経内科との境界の解離性障害──PNES(心因性非てんかん発作)をどう理解して関わるか
谷口 豪・他
構造的解離理論とその後
野間 俊一
現代におけるジャネと解離──フランスの文脈からの再考
河野 一紀
解離症と神経発達症
柴山 雅俊
ドイツ精神医学における解離──歴史的素描
梅原 秀元
解離性障害の器質論──どこまで解明されているか
金 吉晴
複雑性PTSDと解離の関係──結果か原因か
金 吉晴
一般外来における解離性同一性障害の治療──精神分析の立場から
加茂 聡子
解離は障害であり,力でもある
中島 幸子
●研究と報告
アルツハイマー病の日常生活機能障害(functional impairment)に影響する要因──記憶障害の指標で重症度を統制した検討
鎌田 日南・他