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生体の科学 Vol.73 No.2
特集 DNA修復による生体恒常性の維持
金原一郎記念医学医療振興財団
電子版ISSN 1883-5503
電子版発売日 2022年4月18日
ページ数 0
判型 B5
印刷版ISSN 0370-9531
印刷版発行年月 2022年4月
書籍・雑誌概要
特集 DNA修復による生体恒常性の維持 生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。 (ISSN 0370-9531)
目次
特集「DNA修復による生体恒常性の維持」によせて
宮川 清
■Ⅰ.DNA修復の分子メカニズム
DNA修復の多様性と複雑性
宮川 清
酸化DNA損傷とその修復機構
大野みずき・中津可道・續 輝久
ヌクレオチド除去修復反応の翻訳後修飾による高次調節
若杉光生・松永 司
放射線によるDNA損傷の修復
松本義久
DNA鎖間架橋の修復
石合正道
DNA複製と修復
増田雄司
DNA損傷応答におけるヒストンダイナミクス
井倉 毅
■Ⅱ.DNA修復と疾患
遺伝性紫外線高感受性疾患
錦織千佳子
放射線高感受性疾患
小林純也
早期老化における染色体不安定性
嶋本 顕
循環器におけるDNA修復の役割
野村征太郎
■Ⅲ.生体恒常性維持におけるDNA損傷応答
DNA損傷応答とゲノム恒常性維持
鈴木啓司
低線量放射線の生体影響
田代 聡・衣笠泰葉
ライフステージとDNA損傷応答
今岡達彦
■Ⅳ.がん治療における新たな方向性
がんの放射線治療抵抗性
髙橋 樹・神邊剛生・白井友香理・原田 浩
DNA損傷応答を標的としたがん治療
細谷紀子
●ヒトを知るモデル動物としてのゼブラフィッシュ・4
多細胞システムを最適化し疾患発生を予防する“細胞品質管理機構”の理解
石谷 太
●仮説と戦略
組織幹細胞の起源の探索
森田梨津子・藤原裕展