Clinical Engineering 31巻6号 (2020年5月)

特集 在宅医療と臨床工学技士

在宅医療と臨床工学技士 廣瀬 稔

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高齢化社会を背景に,在宅での医療や介護が進んでいる.そのなかで,医療機器が使用される事例も少なくないことから,臨床工学技士も積極的にこの分野に参入すべきである.本稿では,国家財政や医療費の仕組みに触れながら,臨床工学技士の在宅分野への参入について解説する.

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国の施策である税と社会保障の一体改革,少子高齢化や2025年問題,地域包括システムの推進などを背景に,在宅医療や遠隔診療が推進され,在宅医療における臨床工学技士の役割は増すと考えられる.そこで本稿では,当院の在宅血液透析の現状と今後の問題点について考えたいと思う.

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自宅や施設などで人工呼吸器を使用する患者は増加傾向にある.しかし,患者はトラブル時の対応や医療施設側との連携に不安を感じており,安心・安全な在宅人工呼吸療法の拡大には,臨床工学技士による在宅支援体制の確立が必要である.

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本稿では,在宅酸素療法機器の保守管理に関する規定から,在宅酸素療法機器における保守管理の実際をヒヤリ・ハット事例や災害対応とともに記した.また,メーカの視点から,近年の在宅酸素療法の傾向に関連した保守管理の課題について述べる.

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人工呼吸器や呼吸器疾患とのかかわりをなりわいとする我々臨床工学技士であるが,こと在宅領域におけるそれらに対しては,まだまだ介入の経験が少ないというのが全国的な傾向である.本稿では,「便益労務」や「立会い」といった装置業者への労務依存が見直される昨今において,当院の臨床工学技士が在宅領域へのかかわりをどのように試みたか,また,その試みが妥当であったか振り返った経験を報告する.

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現在,「心臓ペースメーカー」「在宅酸素療法」「在宅持続陽圧呼吸療法」の指導管理料において遠隔モニタリング要件を満たすことで,遠隔モニタリング加算が算定できる.国としての情報化の推進や在宅医療機器での通信技術の活用は日々進んでおり,今後も,在宅医療機器の遠隔モニタリングシステムの活用が進むと考えられる.

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在宅医療で使用する医療機器は,医療機関で使用する医療機器と同様,患者の生命維持を担っている.よって,使用する医療機器を踏まえた,適正な電気設備や屋内配線システムが必要である.また,電源供給停止に備えた対策も重要である.本稿では,在宅における医療機器の仕様や屋内配線の実態,接続例をあげながら解説する.

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Clinical Engineering
31巻6号 (2020年5月)
電子版ISSN:2432-1265 印刷版ISSN:0916-460X 学研メディカル秀潤社

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