Clinical Engineering 31巻7号 (2020年6月)

特集 現代の若年層に合わせた育成法を考える

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臨床工学技士として働き始めてから,筆者は,組織の活性化や新人教育が重要だと実感している.そこで,臨床工学技士養成校の学生および若年層の臨床工学技士を対象に新人教育に関するアンケート調査を行った.その結果を基に,本稿では,新人が指導者に対して期待していることや感じていることを考察する.

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現代の若者世代(学生)がもっている特徴・問題として,受け身である(指示待ち人間),嫌なことはしない,精神的弱さをもつ比率が多い,コミュニケーションの偏り,などがあげられている.しかしこれら特徴は,若者が好んで得ようとした結果ではなく,ほとんどが教育改革など,わが国の社会的構造に根底要因があることをまず理解して,若者世代と付き合っていく必要があると考える.本アンケート結果からも,上記特徴が顕著に表れている結果もあれば,積極性をもって真摯に取り組もうとしている姿勢も多く見受けられた.

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チームで医療を実践する臨床工学技士にとって,コミュニケーションスキルは最も重要な素養である.しかし,これは新人や若手にだけ求められるものではない.本稿では,上司や先輩が,新人や若手にどのように向き合えば円滑なコミュニケーションを図ることができるかについて述べる.

新人指導の実践例 藤井 清孝
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科学技術の発展とともに,人間と人工物(機械)との共存関係が大きく変化している.過度な人工物への依存は,人間に本来備わっている能力の使用機会を減少させる.指導者は,このような背景に伴う世代間ギャップを理解したうえで,新人に対してアプローチしなければならない.

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現代の若年層は,これまでの世代と育ってきた環境が大きく異なることから,個々の特徴に合わせた指導が必要である.本稿では,近年の医療人教育でも効果が示されている「メンターシップ」を基に,臨床工学技士の新人指導における支援型教育のあり方について報告する.

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これまで技術職であり“職人気質”である臨床工学技士の教育においては,どちらかといえば「経験から学ぶ」という方法が主流だった.見て学んだり,気合を入れて経験から学ぶことが悪いわけではない.しかし,「正しい教え方」がある.本稿では,TWI(training within industry)で実践している「仕事の教え方の4段階」を紹介する.

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基本情報

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Clinical Engineering
31巻7号 (2020年6月)
電子版ISSN:2432-1265 印刷版ISSN:0916-460X 学研メディカル秀潤社

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