Japanese
English
連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座・Vol.7
安全な検体採取のポイント
Key points for safe venous blood collection
大西 宏明
1
HIROAKI OHNISHI
1
1杏林大学医学部臨床検査医学教室
キーワード:
ガイドライン
,
標準採血法
,
合併症
,
血液検査値の変動
Keyword:
ガイドライン
,
標準採血法
,
合併症
,
血液検査値の変動
pp.164-169
発行日 2026年7月11日
Published Date 2026/7/11
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298020164
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,595円 (1,450円+税10%) こちらは、164ページから169ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Summary
静脈採血は安全な手技であるが,他の観血的手技と比較して圧倒的に施行頻度が高いため,発生確率の低い合併症でも一定の頻度で生じうる.一方,不適切な採血手技により得られた誤った血液検査値を診療に利用することも,患者の安全を脅かすことにつながる.わが国では,「標準採血法ガイドライン」が発行されており,そこに記された標準採血法を遵守することが合併症を予防し,正確な測定値を得るための基本となる.
翼状針の使用は,採血時の神経損傷を低減するのに有効であり,ガイドラインにも取り入れられている.血管迷走神経反応の予防には,事前に既往があることが確認された患者について仰臥位で採血するのが有効である.乳房切除側の腕からの採血は避けることが望ましいが,術式によっては許容される.
採血手技が血液検査値に影響を及ぼす要因として溶血,採血量,駆血,体位,採血管の順序などがあり,不自然な測定値が得られた場合は採血手技について確認する必要がある.

Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

