Japanese
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特集 小児泌尿器外科疾患の手術
急性陰囊症
浅沼 宏
1
,
佐藤 温子
1
Hiroshi Asanuma
1
,
Atsuko Sato
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室
pp.529-533
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001557
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はじめに
急性陰囊症は,陰囊の急激な痛みと腫脹をきたす疾患群であり,ことに,その20~30%を占める精巣捻転症は,精巣への栄養血管が含まれる精索が捻れて血流が遮断されることにより発症するため,数時間単位の診断・治療の遅れが精巣の壊死に結びつく最も重要な救急疾患である1,2)。精巣捻転症は新生児期と思春期に好発し,思春期症例では一度発症するといまだに40%以上で精巣壊死となり精巣摘除術を余儀なくされたり,精巣固定術を施行しても術後に精巣萎縮をきたす場合がある3)。

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