Japanese
English
特集 漏斗胸の治療
術前準備
漏斗胸における3Dプリンターを用いたシミュレーション手術
伊藤 温志
1,3
,
鳥羽 修平
2
,
金田 真吏
3
,
高尾 仁二
1
,
川口 晃司
3
Atsushi Ito
1,3
,
Shuhei Toba
2
,
Shinji Kaneda
3
,
Motoshi Takao
1
,
Koji Kawaguchi
3
1松阪市民病院 呼吸器センター 呼吸器外科
2三重大学医学部附属病院 心臓血管外科
3三重大学医学部附属病院 呼吸器外科
pp.339-343
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001514
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- 参考文献 Reference
はじめに
漏斗胸治療における胸肋挙上術変法は飯田らにより考案された方法で,Nuss法のデメリットであるペクタスバーの留置,長期の運動制限,疼痛の遷延,ペクタスバーの抜去術を伴わない優れた治療法である1,2)。しかし,その低侵襲性を考慮した5 cm程度のきわめて小さい術野からは,若手医師にとって,胸肋挙上術変法により胸郭が整復されるイメージが掴みづらい。また,漏斗胸自体の発生頻度が0.3~0.5%とされる希少疾患であり3),十分な執刀経験を重ねられる術者が多いわけではない。そこで,われわれは3Dプリンターで作成した漏斗胸の胸郭モデルを用いて胸肋挙上術変法のシミュレーション手術を行い,3Dプリンターモデルを用いたシミュレーション手術の有用性を検討した。

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