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特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
神経症候のみかたと評価・鑑別
意識障害
粟屋 智就
1
Tomonari Awaya
1
1大阪公立大学医学研究科機能細胞形態学(解剖学第一)
pp.373-377
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002917
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はじめに
意識障害とは,意識レベル[覚醒(arousal)]と意識内容[認知(awareness)]のいずれか,または両方が障害された状態を指す1)。一般に,意識レベルは脳幹にある上行性網様体賦活系が,意識内容は大脳皮質ネットワークがその機能の主体を担っていると考えられている。一方,心肺停止や代謝障害が原因であっても,ホメオスタシスが維持できなければ,最終的には脳機能が低下して意識障害が生じる。

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