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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(13)産褥期
100.産後の指導・検査・フォロー:これを忘れるな
倉品 隆平
1
Ryuhei Kurashina
1
1日本医科大学武蔵小杉病院女性診療科・産科
キーワード:
第4の妊娠期
,
断続的ケア
,
長期管理
Keyword:
第4の妊娠期
,
断続的ケア
,
長期管理
pp.330-332
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002915
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はじめに
産後ケアは,従来の「産後6週健診」という単回の診察から,「第4の妊娠期(fourth trimester)」として継続的なプロセスへと概念が変化している。米国産科婦人科学会(ACOG)は,すべての褥婦に対して産後3週間以内の初回接触(対面または遠隔医療)を推奨し,その後必要に応じて継続的なケアを行い,遅くとも産後12週までに包括的な産後診察を完了することを提唱している1)。近年の周産期医療において,産褥期は単なる「復古の期間」ではなく,将来の心血管疾患リスクの層別化や精神医学的介入の重要な窓口として再定義されている。本稿では,最新のエビデンスに基づいた産後の指導・検査・フォローについて概説する。

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